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英国王室主催の「庭のワールドカップ」チェルシー・フラワーショーで史上初の3年連続ゴールドメダルを受賞。前人未踏の5度の栄冠に輝き世界の最前線で戦う日本人は、なぜこの「基本」を大事にするのか?
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Posted by ブクログ
イギリスの英国王立園芸協会が主催する100年以上の歴史を持つチェルシーフラワーショウで、2004年から2013年のあいだで、5度のゴールドメダリストの栄冠を勝ち取った石原和幸が著者。 エリザベス女王から「庭の魔法使い」と絶賛された。その世界で通用する武器は英語力でもなくグローバルな知識でもない、石原...続きを読む和幸は「日本人であること」が強いのだと言う。イギリスの庭師の真似でなく、日本人のオリジナリティを出すことだという。 石原和幸はどんな相談でも、「はい。できます。それ得意です。」と言い切る。 チャンスがあれば挑戦すると言う姿勢を常に貫く。石原には「世界で認められることでしか自分の生きる道はない。あったのは、そこに行きたいと言う思いだけ。」と言って、イギリスで挑戦。そして、世界一になる。 この本の中でいくつかの鍛えられた言葉を発する。 「仕事がないなら、作ればいい。」「しっぽは、切れるまでふれ。」「できない理由をまず1つ潰すことによって切り開かれる。」「人から無理だと言われても、夢を実現するまで言い続ける。」「褒められたら、有頂天になれ。それが夢中になれるものに出会う原動力。」「はい。分りましたと言え。」「失敗することを恐れない。失敗することで弱点がわかる。」「頼んでくれた人にとって、メリットを出せるか」「見えやすく、わかりやすいサービス」「究極のサービスとは、お客さんと嬉しいことや悲しいことを共有すること」「お客さんはさらによいもの。もっとすごいものを望む。お客さんを感動させる。驚かせる。喜んでもらうことで、自分のスキルは自然と上がる。」「うわっ、すごい。これだ。」と思うものに取り組む。「現場の空気にこそ、ヒントがある。」 それは、ポジティブというより、アクティブである。とにかく、背負って懸命に走り抜ける。 その原点は、花屋で順調に業績を伸ばして、業務提携して、失敗。43歳の時に、8億円の借金があった。倒産せずに、それを返済するために、全力を挙げたことが、心の支えになっている。 「こんな仕事ができるような人になりたい」「何故この人が成功したのか」の道筋を調べること。日本一の庭師になろうとする想いが、結果としてできるようなった。 その前向きの姿勢があるからこそ、チャレンジができる。うーん。いい勉強になった。勇気を与えてもらった。私も「できます」というタイプであるが、帰り道で考えるけど、そのまま悩み続けるところがある。当たって砕けろ。成るように成るとしか、考えない。そりゃ。開き直りでしょうね。自分の人生、覚悟を持って生きるしかない。
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まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ。 「世界一の庭師」の仕事の流儀
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