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Posted by ブクログ 2021年07月01日
【沖縄の歴史を学ばずして、基地問題は語れない】
本書は沖縄現代史の第一人者による2005年当時の沖縄現代史通史である。
第1章で、沖縄戦から1972年の沖縄返還にいたる米軍支配時代を記した前著『沖縄戦後史(1976)』が要約され、第2章以降では、沖縄返還以後の沖縄の歴史的歩みが整理されている。「沖縄...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月31日
戦後沖縄の政治と民衆闘争の歴史。第一章で沖縄戦から沖縄返還(本土復帰)までの27年間を概観し、第二章から第六章で沖縄返還から2005年までの33年間を、民衆運動に比重を置いて詳述する。
沖縄のメディア・言論空間を代表するような、オーソドックスな歴史叙述。沖縄の新聞や革新政治家がどうしてああいう論調...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
沖縄に18年間住みながら沖縄のことをよく知らなかったことを反省して読みました。反省、といっても、実際はそういうものだとは思いますが、そういうもの、に甘んじては成長できないのだろうとも思います。
戦後米軍占領下から90年代の安保見直し、普天間基地移設問題まで年代に沿って詳しく書かれていてとても勉強にな...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月20日
戦後以降、現在に至るまでの沖縄基地問題について概説する書。
基地問題に関する本を読むのは初めてだったが、
本書で時折指摘されるとおり「本土の無理解」は
私にも言えることだと実感させられた。
沖縄の方々がかくも基地問題に対して日常的に苦しみ
戦っていたのかを知るべきだと感じた。
ただし事態がさまざま...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月18日
沖縄の戦後の状況、とりわけ「返還」後の動きを中心に書いてあるのだが、まるで教科書のような、新聞記事のような、色気のない事実の羅列になっていて、ざっと読み通して数週間後にはもう全部忘れてしまいそうだ。
しかし、基地を巡る沖縄県民のダイナミックな大衆運動の力感がすごい。本州以東の人間にとってはふだん...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月15日
[ 内容 ]
減らぬ米軍基地、実らぬ経済振興―。
日米同盟が強化されるなか、沖縄の現実は厳しさを増し続ける。
本土復帰以降、多くの困難に粘り強く立ち向かう人びとの闘いと、日米両政府とのせめぎあいを描いた前著に、沖縄戦から復帰まで、および米軍再編協議が進行する最新の状況を新たに加え、全面的に改訂した決...続きを読む
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