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大学生にとって論文を書くとはどういうことか。誰のために書くのか。何のために書くのか。大学での授業の受け方や大学院レベルでの研究報告書の作法、社会に出てからの書き方まで、論文執筆の秘伝を公開する。決め言葉の歴史や、カルチュラル・スタディーズが隆盛となった最近の学問の流れをも視野に入れた新しい論文入門。
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Posted by ブクログ
レポート書けん!と大学三年目にしてわめきだした私に父から差し入れ。実際、形式に関してのヘルプページは少ないので「引用?」状態の人にとっては肩透かし、かも。形式くらい知ってるわと自負する私にとっては、新たな考え方に接することメインなのがうれしかった。筆者はたびたび自虐的な態度を見せたり、遊んでばっかの...続きを読む大学生は大学辞めてしまえなど歯に布着せぬ発言をかましたりと、とにかく面白かった。知的好奇心は満たされた!しかし進まぬレポーヨ…。
論文執筆法を理解することで、論文を書くことに自信を与えてくれる一冊。注釈の書き方や引用の仕方を具体的に教えてくれるので、とても参考になる。
大学一年生の頃に読んでおきたかった! 論文・レポートの書き方だけでなく、「大学生論」のようなものも書いている。 石原千秋の攻撃的なスタイルが好き。
斎藤孝さんの本くらいに個人的にはヒット。大学って待っても何もやってくれないから自分でやりたいことを見つけ出さきゃいけない。大学生活のHOW TO本でもあって大学1年の時読めたらもっと良かったかもしれない。とにかく、本をもっと読もう!
論文練習の授業で紹介された一冊。前期レポートで点数を取るために読み始めたはずのにいつの間にかのめりこみ。面白いですこれ。石原さんの本は漱石関連で読みまくっていたのでなおさら。本好きでいいんだなとちょっと安心した ちょっとずれるけれど、大学の授業がつまらないという意見に、「週に10コマ以上の授業がみん...続きを読むな興奮するほど面白かったら、君たちだって身が持たないだろう。」……確かに……!もう文句言わない(笑)
単なるハウツー本ではない。文科系の学生に「大学の勉強で満足するな!学外で本を読まない奴は大学生ではない!」と喝を入れています。確かに、知的レベルが高校生程度のまま4年生になり、論文を書く羽目になる人はたくさんいそう…(自分も含めて)。「大学の偏差値は大学や社会での実力を保証するものではなく、可能性を...続きを読む示すものにすぎない。必死に勉強しない限り、可能性は開花しない。つまり、まともな学生にはなれない。」刺激になりますね。
前置きが終わると急にはっちゃけた文章になります。そして、書きなぐっただけのような雑談が第一部は延々続きます。第二部からは、論述をどうやって展開していくのかという手段として、二項対立の技法を解説しています。例文がいくつか引用され、その文章で使われている技法を読み解いていきます。 私は、大学の文科系科...続きを読む目の課題で設問の意図もレポートの書き方もよくわからなかったし、そのテキストや論述がどういう理屈で論じているのかさっぱり理解できず論点もわからなかったので、もっと手前のこういった入門書を読めば何かわかるかなと思って読んでみた次第です。(私自身は芸術系で理系思考です) 論文という物には二種類ある。一つは実証。誰が見ても確かである発見や証明だ。そしてもう一つは「ふつうそう思われているような常識を覆すような論を展開すること」(p143)とあった。しかも論を展開する前提となるルールは一つではない例もあげられていて、その前提となるルールを知っていないとその論述を論理的に理解することはできないようだった。(p184-186) 文科系の論述ってすごい高度なんだなあ。難しいなあ。と感じました。
文系大学生向けに論文執筆法を説いた本だが、通常の論文執筆法の教本とはかなり異なっている。普通に論文を書くための作法・技術等だけ知りたい読者には不向きだと思われる。しかし、文系大学生なら一読の価値がある。 第一部は、「秘伝 人生論的論文執筆法」と題されており、まさに著者の私見満載の「人生論的」な内容で...続きを読む、論文執筆についてだけでなく、文系大学生のあり方について語られている。多少、説教臭いことは否定できないが、著者独特の軽快な文体で、読んで損はない内容だと思う。 第二部は、「線を引くこと―たった一つの方法」ということで、一流の論文がどういう方法によって書かれたのかを具体例に即して解説している。その中で、一流の論文はたった一つの方法、すなわち、二項対立を作って「線を引くこと」により書かれているということを解き明かしている。複数の論文の構造を解析しながら論文執筆の方法について論じるというのは類例がないと思われ、非常に参考になる興味深い内容になっている。
タイトルからテクニック本かと思って読んでみたが、ちょっと違った。 でも、辛口で読み物として非常に面白い。
石原千晶ならではの鋭い文章で面白い。大学生の文章がいかに駄目なものかを語りながら、バサバサと痛快に斬っていく。 しかし、論文執筆法と題名に入っているのに、この"方法"は載ってないと言っていいほど少ししか取り扱われていない。 具体的な書き方よりも他人の文章を読んで二項対立の考え...続きを読む方を身につけろ。論文を書くのはそれからだと言われているように感じる。
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