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小学生の娘と羽根つきをした微笑ましいエピソードに続けて、「私の羽根でないものは、打たない」、私の感情に切実にふれることだけを書いていく、と瑞々しい文学への初心を明かす表題作を始め、暮らしと文学をテーマに綴られた90篇。多摩丘陵の“山の上”に移り住んだ40歳を挟んだ数年、充実期の作家が深い洞察力と温雅なユーモアをもって醸す人生の喜び。名作『夕べの雲』と表裏をなす第一随筆集。
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Posted by ブクログ 2022年10月26日
ああ、いい一冊だ。僕も、自分の羽根だけを打ちたい。経験したことをちゃんと見て、書きあらわす。他の人にとって大事なことは他の人が書きあらわせばいいのだと勇気づけられた。多くの随筆に生きる希望を与えられた。ありがとう。
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