ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。
レジスタンスの英雄だった老富豪が、北フランスの館に親族を呼び寄せた矢先に事故死した。数日後、館では第二次大戦中のものと思われる人骨が発見され、さらに親族の一人が毒で……。骨を手がかりに謎を解くスケルトン探偵ギデオン・オリヴァーの本格的推理を描く、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
スケルトン探偵シリーズ4作目(日本語訳1冊目) MWA賞最優秀長篇賞受賞作と聞いてミステリアス・プレスで出た時に読んでみたのですが、主人公が人類学者で骨の鑑定から推理する、ってかなり新鮮で相当驚きました。 (そこに負う分が多いためシリーズが進むと逆に食傷気味になるのですが) 3-4人にオススメしてみ...続きを読むましたが毎度良い反応が返ってくる本です。
アーロン・エルキンズの「スケルトン探偵」シリーズ大好きなのに、ミステリアス・プレスが無くなっちゃってもう新作が読めないのかと思ってたら、何か早川から新しいのが出てる!?
城塞僧院モン・サン・ミシェルの干潟で老人ギョーム・デュ・ロシェが溺死した。彼は家長としてロシュボンの館に一族を集め、何かを告げる予定だったが、その直前のことだった。その館の地下室で古い人骨が見つかった。事件を担当するジョリ警部は、出席していた講習会で知り合った人類学教授ギデオン・オリヴァーとFBI捜...続きを読む査官ジョン・ロウを伴い現場に向かった。 「スケルトン探偵」ギデオンの活躍を描くシリーズの中の一作。舞台はフランスのブルターニュで、かつてナチス占領時代にはレジスタンス活動が活発だった地域。骨はギョームが復讐のために殺したというナチス親衛隊高官のものなのか。ギデオンは詳しく骨を調べ、真実へ迫ってゆく。
フランスの古い館の地下室から出た白骨を巡り、人類学教授でありスケルトン探偵の異名を持つギデオン・オリヴァーが事件の真相に迫るミステリ。 登場人物が多く、名前が覚えづらいため、都度確認しなければならなかったが、文体が読みやすくテンポも良いのでサクサクと読める。全ての点が線につながるのは気持ちが良い。
両親が持っていた本を引き継ぎました。 その昔、家族でフランスのモンサンミシェルを訪れたことがあるのですが、どうやらこの小説の影響を受けて、元々旅程になかったのを、足を伸ばしたということを最近母から聞かされました。 旅程を変更してまで行きたくなるような小説なのか?...なんて思ってましたが、読み進め...続きを読むているうちに、なるほど...と両親の気持ちが理解できた次第です。 今では様々な科学操作手法があるので、現代が舞台だと成り立たない小説ですが、当時の時代背景を想像しながら読むと、それはそれで面白いです。
ギデオンシリーズの中では最もおもしろいと思う。 何度も読んでいるが、先日はモンサンミシェルに行った直後に読んだので非常に興味深かった。
なぜか今まで手を出さなかったスケルトン探偵シリーズの日本紹介第1作に手を伸ばした。シリーズとしては第4作だが、MWA賞受賞ということで、これが最初に翻訳されたらしい。結構そういうことって多いみたい。第1作は未だに未訳らしい。 過去の殺人と現在の事件がうまくきれいにおさまって、おあとがよろしいようで。...続きを読むフランスのナチ占領という深刻なネタを扱いながら、書きぶりは非常にライトで読みやすい。スケルトン探偵ギデオン・オリヴァーはいやみのないキャラ。 モンサンミッシェルだけでなく、ディナンとか近隣の町にも行きたくなります。
前回(死体は語る)の骨つながり?ということで、監察医ではないのですが、骨を扱う人類学者が活躍するミステリー(フィクション)をご紹介♪ 「アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞」受賞作品です。 〜壮大な「モン・サン・ミシェル」の干潟で、一人の老人が貝の収集中に溺れ死んだ。 彼は地元の富豪で親戚一同を各...続きを読む地から集めており、親族会議を行う前の出来事だった。 ちょうど集まっていた親族に弁護士から遺言が開示されるが、それに異を唱える者もあった。 同時期に、配水管工事の為に屋敷の地下を掘り起こしたところ、第二次世界大戦中のものと思われる「人骨」が発見される。 亡くなった彼が親族会議を開こうとした目的は? 屋敷の地下で発見された古い人骨は? そして、更なる事件が発生! 講演の為にフランスを訪れていた“スケルトン探偵”の異名を持つアメリカの人類学者が、古い人骨を鑑定することでフランス富豪一族の事件に巻き込まれていく・・・ ・・・なんか、私があらすじを書くとチープな感じですが、謎解きは中々秀逸です。 現在起こった事件と、発見された「古い骨」にまつわる過去が絡みつき、でもシッカリと繋がっており、不自然なところもなくスッキリと謎が解ける感じです。 そして、この作品の謎を彩るのが、素晴らしい描写。 舞台の一つ、世界遺産であるモン・サン・ミシェルの描写など、実際に潮騒が聞こえてきそうな感じです。 静かに拡がる干潟が、気付くと足首をさらい、さらに体が持っていかれるような強い波が押し寄せてきたり、と迫力満点! モン・サン・ミシェルに行ってみたくなります(溺れたくはありませんが) さらに、描写で忘れてならないのが「食べ物」 オムレツ料理、パンケーキ(クレープ)、鱒のグリル、魚介類盛り合わせ、仔羊料理・・・ブルターニュ地方の美味しそうな料理の数々を主人公が舌鼓を打っているのが、うらやましくなるくらいです。 人類学者とその友人のFBI捜査官はアメリカ人なので、「オムレツばかりじゃなく、ハンバーガーが食べたい」というような描写も出てきますが、私はオムレツが食べたい!! 謎が好きな人はもちろん、旅行&グルメ好きな人にもオススメできるミステリーです♪ この「スケルトン探偵」シリーズは、他にも出ているようですが、私は本作品しか読んだことがありません そのうち、他の作品も読んでみようと思います。
スケルトン探偵の学者らしいボケと、まわりの魅力的な登場人物と、美しい景色と、身寄りのない骨!というのが考えうる最高の環境化もね、という気にさせられてしまう。特筆すべきは青木女史の自然で読みやすい翻訳。
【スケルトン探偵】ギデオン・オリバーシリーズの4作め。シリーズ探偵もののわりに、おしつけがましい感じがしない。しっかりした雰囲気とサッパリ好感度の高い読後感。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞受賞作。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
古い骨
新刊情報をお知らせします。
アーロン・エルキンズ
青木久惠
フォロー機能について
「ハヤカワ・ミステリ文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
そして誰もいなくなった
試し読み
青列車の秘密
遺骨
暗い森
原始の骨
氷の眠り
死者の心臓
死の味〔新版〕上
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲古い骨 ページトップヘ