生殖医療はヒトを幸せにするのか~生命倫理から考える~

生殖医療はヒトを幸せにするのか~生命倫理から考える~

748円 (税込)

3pt

3.5

若いうちに卵子を凍結保存し「婚前卵活」するシングル女性が出現し、受精卵の染色体異常を調べ、健康に育ちうる胚だけを選ぶ「新型着床前診断」も登場した。不妊の補助的な医療として始まった生殖医療(ART)が、生命操作にまで介入しようとしている。これは、子孫繁栄という人類普遍のニーズに応える福音か。それとも、不自然な欲望を掻き立て、新たな苦悩を与えるモラル・ジレンマの始まりなのだろうか。

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生殖医療はヒトを幸せにするのか~生命倫理から考える~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年06月15日

    いただきました。ありがとうございます。



    生殖関係の各種の話をあれこれ。情報が多くて勉強になる。生命倫理ライターとしてはすばらしい。ただし倫理学者として見れば、なんか規範的な主張をしてほしい気がする。でもそういう道は捨てたというか目指さないのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2014年07月18日

    現代社会が抱える難しい問題について、考えるきっかけとなる本。わかりやすい例えも交じり倫理的な問題に対してとっつきやすい。
    ただ、具体的な場合が多岐に渡る複雑な問題であるため、内容の整理が整っていた方がもっと読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2014年05月26日

     バイオエシックスの問題は難しい。医学部でほとんど習わないのだから、科学者にリテラシーを求めるのは結構大変なことだと思う。ジェンダーや性同一性障害の問題、代理母の問題、生まれて来る子の知る権利など、日本ではまだそれほどオープンに議論されているとはとても思えない。セックスアンドザシティーやジーンワルツ...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2022年10月24日

    冷凍精子で妊娠して、父親の死後300日経過すると嫡出と認められない。
    健康な受精卵を選ぶことは自然か。
    自然界では、一定の割合で子孫を残せない固体がある。人間も1割ほどが不妊カップル。

    体外受精と精子凍結、卵子凍結が発達した。
    同性婚で自分の子供を作ることができる。
    代理母出産は、治療といえるか。...続きを読む

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