帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ

帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ

792円 (税込)

3pt

現下、世界は新帝国主義体制である! 米露中はじめ、経済では保護主義的傾向が増し、権益のブロック化が志向される。では、国家機能を強化するにはどうすれば良いのか、我々はどうこの世界を生きればよいのかを示す

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帝国の時代をどう生きるか 知識を教養へ、教養を叡智へ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年06月20日

    ちょうど一年ほど前、民主党政権末期に出された一冊となります。
    とても重く難しい論旨で、それだけに非常に読み解きがいがありました。

    佐藤優さんによるここ数年間の日本の外交状況を軸にした分析、でしょうか。
    私が読んだのは昨年(2012年)末でしたが、ゾクットする内容でありました。

     「時期尚早に(第...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月25日

    国家機能を強化するにはどうすれば良いのか?我々は、厳しいこの世界をどう生きればよいのか?この本で記されていることは理論編と実践編の二部構成になっていて、前半部は学術的ですが後半からは俄然面白いです。

    現在、筆者の論調が非常に面白く思います。筆者言うところの『帝国主義化』する世界でどう生きていけば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月07日

    新・帝国主義への流れが進んでいる世界を「大きな物語」で読み解いた本。
    2つの雑誌に連載されたものを加筆修正の上にまとめたものです。

    前半は『資本論』や宇野経済学の知識がないと読むのに時間がかかりますが、資本主義や社会主義、新自由主義とは何かを得ることができます。
    後半は2011年時点の話になります...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月18日

    前半はマルクス経済学、近代経済学のお話。(宇野理論というものらしい)他の本でもそうだが、この手の専門の話は基本的な理解がないと難しすぎる。
    後半は、時事についての著者の批評。こちらは具体的で面白いのだが、いかんせん2011年前後の話題で、さすがに古い。もっと早く読んでいれば、という感じ。

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    Posted by ブクログ 2012年06月17日

    雑誌の連載をまとめたものなので、結論的なものや題名から印象されるこの国の国家戦略の提示といったものでは基本的に無いので、それを期待した方には勧めません。
    筆者の帝国主義時代到来という基本的な考え方をベースに、前半1部では帝国主義時代を生き残るために、宇野経済学から資本主義を定義し、その上で、ポストモ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年04月25日

    書下ろしではなく、雑誌等の連載をまとめた本で、かといって論は飛んではいない印象をもった。そろそろ全面書き下ろしの本を読んでみたい。

    1部は理論編の10講で、新自由主義や帝国主義についての理解を深め、格差ではない貧困社会の到来を予言しています。2部は実践編として、時事ネタの分析を理論編の知識を使って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月03日

    はじめに書いてあった著者が学生時代に友人に言われたという言葉、(今もそうじゃん?)と思いながら頑張って、前半読んだ。後半は読みやすく、ロシア事情や政治分析が面白かった。10年前、こんな事もあったけ...。
    以上です。

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    Posted by ブクログ 2018年11月24日

    本書の濃密さは、とても新鮮だ。

    濃密といっても、一昔前なら普通の大学生の息抜きレベル(今の大学生のレベルは知らない)。

    それだけに、最近どれだけスカスカの文章しか読んでいないかを痛感した。

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    Posted by ブクログ 2015年10月09日

    理論編と実践編に分かれており、理論編では、マルクス経済学者の宇野弘蔵の理論を見なおすことで、現代の国家や資本主義が直面している問題を解決することがめざされています。

    新自由主義はアメリカ流の啓蒙主義であると、著者は規定しています。それも、ロマン主義との対決をくぐり抜けてきたヨーロッパとは違う、すれ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年09月27日

    本邦の現在の政治、経済、社会的状況をアジアから主眼的に眺めて語った著作である。

    これまでの西欧寄りの視点から見られていたものとは異なり、東欧もしくは共産寄りの視点から日本と諸外国の関係を描き出している。非常に示唆に富んだ記述も多いが、著された時期が過去のものであり、現在の状況と照らし合わせると、著...続きを読む

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