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Posted by ブクログ 2015年09月09日
感想が書きにくい。水雪と和憲二人とも特異な生い立ちをしているのに、作中の人物が特異な人ばかりなので、二人に強烈な(精神的)個性を見いだせなかった。
否定的な感想なのに、でも、と思うのは、なんでろう。逆に二人の内情が赤裸々に書き出されると、タイトルが崩壊するなと思った。
もっと読解力を付けて、ゆ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月11日
海と対峙してはいけない、海を見つめるときっと人間は狂ってしまう、海と付き合う唯一の方法は海に潜ることに違いない、潜ってしまえば海は人間を見つけることが出来なくなる。
(P.181)
「芸術というものはね、祝福であると同時に呪いでもあるのよ。芸術家はそのふたつの世界を行ったり来たりしなければならな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月27日
この小説はヒーローものです。そしてヒーローは水雪です。
ヒーローの条件とは何か。それは、不屈と孤独です。
水雪は不幸ですが、決してそれに屈せず、むしろ一人で立派に生きてやると決意します。白馬の王子様なんて待ちません。多数の男とセックスして監禁時の性的虐待を無意味なものにしようとしたり、嫌いなピア...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月17日
とても解釈が難しい本だとおもうけど、いくつかの感想を読んで考察
これは、こどもの 生まれる前のこどもの 胎児の時の
夢ではないだろうか
腹のなかで丸まって眠っている胎児の夢
もしかしたら水雪と和憲は、双子だったのかもしれない
どちらか一方が時に、吸い取ってしまう双子
形になれえなかったのは、水雪の...続きを読む
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