億万長者の償い 富豪一族の花嫁 ＶＩ

マリーン・ラブレース / 秋元美由起

クロエは決意を胸に、メイソンのオフィスに向かった。今日こそは、彼の腕に抱かれて熱いひとときを過ごし、名実ともに恋人同士になってみせる。互いの利益のために便宜上の婚約をしただけなのに、クロエはいつの間にか彼に恋してしまったのだ。だが、足を踏み入れたオフィスで見たのは、美しい女性と戯れるメイソンの姿だった。苦痛と悲しみが全身を駆け抜け、クロエはやみくもにオフィスをあとにすると車を走らせた。どこか遠くへ行き、すべてを忘れたいと願いながら……。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: ハーレクイン・ロマンス小説
• 出版社: ハーレクイン
• 掲載誌・レーベル: ハーレクイン・ディザイア
• ページ数: 160ページ
• 電子版発売日: 2014年04月11日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

富豪シリーズの最終話。いろいろな要素が含まれて、楽しく読めました～。
（最終話を一番最初に読む私も変だけど＾＾；）

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クロエはある決意を胸に、メイソンのオフィスに向かった。互いの利益のために便宜上の婚約をした二人だったが、いつしかクロエはこの婚約を本物にしたくなっていた。それはメイソンに恋をしてしまったから。しかし、彼のオフィスに足を踏み入れたとき、目にしたのは、メイソンと彼によりそう美女の姿だった。クロエは逃げ出すように、オフィスをあとにした。

【シリーズ】富豪一族の花嫁Ⅵ

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズ他作品は未読なので登場人物が多くてごっちゃになることに。

偽の婚約をヒーローに頼むも本気になってしまったヒロイン。と思ってるのはヒロインだけでヒーローは最初から本当の婚約にする気満々（笑）
なのにちょっとした誤解からヒロインが逃げ出し、そのまま記憶喪失へ。この誤解がしょうがないというか、ヒーローとその部下？の距離感近すぎて誰だって勘違いするさ。
いつも思うけどこういう自分の言動に疎いヒーローに限って嫉妬深いんだよなぁ。
とにかくヒーロー視点も多くメロメロっぷりを堪能できる作品。