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美しい日本語で読む、暮らしのなかの愉しみ。手紙や着物など日々の事ごと、露伴・文の思い出をいきいきと綴る。なつかしい人の絵手紙。下戸の好きな酒の肴。道端でよく会う老トラ猫。青木玉は、なによりも生活の巧者である。日々をていねいに暮らすなかで見出される、小さいけれどもかけがえのないことごとを、祖父・幸田露伴、母・幸田文と過ごした小石川の家の3代の思い出とともに、みずみずしく綴るエッセイ。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ 2017年03月05日
青木玉 著「手持ちの時間」1999.11刊行、2002.11文庫化です。感性豊かな青木玉さんのエッセイが沢山収録されています。「手持ちの時間」とは、(加藤一二三さんの「あと何分」、残ってないのに「あと何分」と記録係に聞くのがが有名ですがw)、将棋の差し手に残っている持ち時間をいうそうです。さて、将棋...続きを読む指しの残り時間ではなく、一寸先も見通せない(惰性の如く生きてはいますがw)私たちの手持ちの時間はどれほどか、ちょっと聞いてみたい気もしますね(^-^)
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