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Posted by ブクログ 2023年05月30日
何十年ぶりに芥川を手に取ってみた。
まずは、芥川龍之介の写真。ここまで印象にのこる作家も珍しいが、それほど、心に残る何かがあるのだともおもう。
羅生門の人の中にある曖昧な善悪の境界、生と死の混在する現実は、妙な納得を強制的にさせられる感じ。
鼻と芋粥も、望んだものが手に入ることが、自分自身の中の何か...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月14日
これは…何度も読んでるんだけど(なんてったって、小学生の時に買ったものだし)、授業で紹介するために、「藪の中」の正確な内容を復習しようと思って。
なんで文学じゃなく、社会学の授業でそれを紹介するかっていうと、質的調査の分野では、「藪の中」は「Rashomon」という名前で世界的に有名な手法となって...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月24日
私が買ったのは、小畑健の表紙だったのですが。同じ「地獄変」でも随分と雰囲気の違うイラストでした。
久々の文学ものでしたが、やっぱり流石、の一言に尽きると思います。12編の小品が納められていますが、中でも特に心に残ったものたちの感想をば。
「芋粥」読んでいて、悲しくなりました。涙が出るほど、という意味...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月13日
『近代知識人の苦悩』を主題としてとりあげ、多くの短編小説を残した芥川龍之介の短編集です。
深く没頭して読みたいときにおススメ。いろいろと考えさせられるお話が多く、私自身も「羅生門」は自分のエゴイズムについて深く考えさせられました。自分が人のためにやっていることや我慢していることは実は自分を正当化させ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月18日
掃除したら出てきたお父さんの本.
芥川龍之介の作品は初めてではなかったけれど,読んだことのない短編が沢山読めた.
しかし中には,どう解釈すればよいのか分からない難しい作品もちらほら
全体を通して,人間の心理を丁寧に描く人だなあという印象を受けた
なかでも鼻や芋粥.
鼻を読んで思ったこと.
人...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月20日
私の読んだ版では、小畑健のデスノート風の芥川の肖像が表紙だったが、今は変更されているようだ。
内容は入門編というべきか、現代ものも王朝ものも有名どころを集めてある。読み口も柔らかく読みやすいものが多い(地獄変はやや難しいか)。
わたしは三島由紀夫が讃えたという(と、北村薫の小説で読んだ)「舞踏会」...続きを読む
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