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Posted by ブクログ 2021年09月08日
久しぶりに再読。以前は「銀河鉄道の夜」しか読まなかったが、今回は通して読んだ。
「ひかりの素足」が怖い。
地獄のような足に棘が刺さるつらい道を、子供達が泣きながら歩き続ける様子は、発想力が化け物。
風の又三郎が弟にだけ見える死神のように描かれるので、その次の章の「風の又三郎」の話も不気味さが残ってし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月24日
「やまなし」
蟹のホームドラマ
子供たちは春に世界の厳しさを知り
冬に酒の味を知る
「いちょうの実」
いちょうの木についたギンナンたちが風に飛ばされ落ちてゆく前夜
夢とか不安とか好き勝手なことをしゃべり倒しているという話
母であるいちょうの木は黙って悲しんでいるばかりだが、そこには作者の教師として...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月01日
再読。っても何度目かわからないほどの再読。
雨の日には賢治さんを読み返したくなります。
せりふの語尾に胸がきゅっとなる。
「けれどもほんとうのさいわいはいったい何だろう。」
…なんだろうね。ほんとうに、ずっと課題ですね。うん。
でも実は、賢治さんの作品では「よだかの星」が一番好きです。
「灼けて死...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月28日
宮沢賢治の作品は、小学校の国語の教科書に載っている『雪わたり』『やまなし』や『雨ニモマケズ』くらいしか知りませんでした。
本書には、著者の代表的作品が6編収録されています。たまには文学を読んでみようと手に取ったものの…難解でした。
読むのは速い方だと思っていましたが、読み慣れない言葉や漢字が多く...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月30日
高校の時に電子辞書の青空文庫で夢中になって読んだが、他の話も読みたかったのもあり再読。
「銀河鉄道の夜」は丁寧に読むと心の中で「綺麗」が容量オーバーしてしまう。宝石や金属の名前を1つ1つ画像検索すると美しすぎて卒倒しそうになる。とくに「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。」は好き。
死...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月23日
「宮沢賢治の彼方へ」を読むため、予習あるいは復習として読んだ。妹から贈られた図書カードで購入した。
宮沢賢治の童話で代表的なものはおそらく一読しているはずだが、内容をあまりよく覚えていないものもあり、その中の一つが「風の又三郎」だった。
同作は、記憶や印象の中にあるよりもかなり現実的な内容だった。解...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月01日
集英社文庫の「ナツイチ2020」でフェアの対象書籍を購入するとよまにゃブックバンドを貰えるということで折角なので買ってみた。名作である「銀河鉄道の夜」を含む六編が収録されている。「銀河鉄道の夜」と「よだかの星」は随分昔にちゃんと読んだ覚えはあるが他の四編はタイトルや概略を知っているだけだったのでこの...続きを読む
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