漱石俳句探偵帖

漱石俳句探偵帖

682円 (税込)

3pt

3.0

子規と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、漱石は生涯2500余もの俳句を詠んだ。一流のユーモア、理想と孤独。漱石の最も自由な気持が満ちた17文字からは、時代の空気、あの名作の意外な背景が見えてくる。楽しいエピソードと新事実、知的興奮が満載の傑作歴史エッセイ集! ちなみに漱石の句の中で、著者一番のお気に入りは、漱石が痔の手術のため入院した日に記された、「秋風や屠られに行く牛の尻」……。

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漱石俳句探偵帖 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年10月16日

    「半藤一利」が義理の祖父にあたる「夏目漱石」について語った歴史エッセイ『漱石俳句探偵帖』を読みました。

    『漱石先生お久しぶりです』に続き、「半藤一利」の「夏目漱石」関連作品です。

    -----story-------------
    歴史探偵が俳句を通して探る、あの名作の謎
    『坊っちゃん』の「お清」は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年06月13日

    著者は御年84歳になり、テレビの討論会に出ては、「反戦、反戦」と繰り返すのみで、論理的な議論の展開やディベートが出来ないのは見ていて痛々しい限りであるが、やはり文藝春秋の編集長・役員を務めただけあって、15年前に書かれた本書はそれなりに面白い。
    しかも、漱石の孫娘が伴侶なので、その伴侶や義理の母(漱...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年07月17日

    途中で書かれていたのだが、どうやらこの人は「ノモンハンの夏」を書いた人であるらしい。嘘をつけと思ったが本当でした。ええぇ全然違うくないですか!そして漱石の義理の孫だと。へえー。

    というのは置いておいて、本書は俳句を元に当時の漱石エピソードに照らし合わせて心情等を辿っていくといった構成。俳句は偉ぶら...続きを読む

    0

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