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セックス、ギャンブル、アルコール、オンラインゲーム--人間はなぜ、これらをやめることができないのか。それは中脳から放出される“脳内麻薬”ドーパミンが「快感」を司る脳の各部位を巧みに刺激しているからである。コカインや覚醒剤はこの脳内回路「報酬系」を誤動作させて過剰な快楽を与え、依存症を招くものだ。だがこのドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど、「真っ当な喜び」を感じる時にも大量に放出されている。なぜ人間の脳はこんなしくみになっているのか。話題の美人脳科学者が人体の深遠なる謎に迫る。
...続きを読むPosted by ブクログ 2023年10月16日
・どんなときにドーパミンが出るか、依存症の判断基準
・習慣化してしまえば何だってできる
・マジックマッシュルーム 「色が聞こえる」
・太りやすい人は食べ物を食べる時に出るドーパミンが少ない。だが食べ物を見た時に期待するドーパミンの量は多い。この差異で太る。
・拒食症と過食症は同じ
・脂肪細...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月01日
人間が自分の意思や性格でやっていると思う決断、行動の多くは脳内物質ドーパミン(ご褒美)と密接にかかわっているというもの。
依存が
物質、プロセス、人間関係に分けられるがそれらはこのドーパミンと関係している。
排出する側だけでなく、レセプター側の数にも影響されている。
笑顔の影響や、人はみな生理的欲求...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月22日
めっちゃおもしろかった。
一般向けにかかれているが、かなりの専門性にも耐えられる。
これだから依存に関わる神経生理学のハナシはやめられないw
そして、そこここに見受けられるこのセンセイの「バッサリ感」がステキです。
P30
ではA10に刺激を送っているのはどの場所でしょう。それこそが私...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月29日
脳科学の視点で人の報酬系、快楽を刺激するシステムについてドーパミンの基本的な知識、薬物などの依存症、食やSEX、ゲームなどの依存症、社会的報酬に章立てされ、明快に解説されている。基本的な知識を得る、整理する、正すにとても良い本。特に薬物は今までも多く語られ報道されることもあり、感想に既に知ってるとし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月10日
人間がその目標に向けて努力するときにしっかりサポートするドーパミンも飲酒・喫煙などの依存症にも大きな影響力を行使します。いつもの中野信子先生の著書より専門用語が多くアカデミックな印象ですが、ドーパミンの功罪がよく分かります。特に印象に残ったのがアルコールの作用、アルコールは基本的に神経に対して抑制的...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月23日
面白い、読みやすい。一読あり。
薬物依存やその他の依存症に関してとても分かりやすく解説している。
ドーパミン→ノルアドレナリン、アドレナリンが作られる
神経伝達物質は、興奮性と抑制性に分けられる
興奮とは、心の興奮ではなく、神経細胞が電気的に変化する事で、発火する、活動電位が生じる、とも言われる...続きを読む
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