七人の鬼ごっこ

七人の鬼ごっこ

880円 (税込)

4pt

一人の自殺志願者が、多量の血痕を残し姿を消した。男は毎日一人ずつ旧友に電話をかけ、相手が出なければ首を吊る「死のゲーム」をしていたらしいのだが……。やがて、彼の幼馴染(おさななじみ)が次々と謎の死を遂(と)げ始める! 仲間の一人だった作家は、事件を追ううち、心の奥に封印された少年時代の忌(い)まわしい記憶へと辿(たど)り着く。錯綜(さくそう)する推理の先に立ち現れる驚愕の真相とは?

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七人の鬼ごっこ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    作者の多面性が味わえる

    どことなく、作家シリーズを思わせる
    登場人物や、その裏で流れるホラーテ
    イスト、
    「黒面の狐」「白魔の塔」等に通じる、
    あまり知られていないお仕事の描写など、
    三津田信三作品の様々な要素が上手く絡み
    合っていて、なおかつミステリーとしても
    まとまっているのが好感触

    三津田信三作品

    0
    2019年11月20日

    Posted by ブクログ

    初三津田信三さんの書籍読みました。
    こちらの書籍はホラーテイストなミステリーって感じでしょうか。
    何がって具体的にはなかなか表現しにくいのですが、夜読むのがゾワゾワとした怖さを感じさせる本でした。
    後半は怖さを感じさせるのが少なくなりますが、最後まで読ませてくれます。

    0
    2017年02月11日

    Posted by ブクログ

    人生に迷い生きることに疲れた人たちが最後にすがりつく「生命の電話」。
    そこにかかってきた1本の電話からすべてが始まった。
    ミステリーとしても、ホラーとしての怖さもあわせ持つ物語だ。
    次々と不自然な事故死を遂げる友人たち。
    連続殺人事件だと確信した推理作家は、自分たちをつなぐ唯一の思い出。
    30年前の

    0
    2017年03月08日

    Posted by ブクログ

    一気読みに適した小説だと思います。

    ただ、あからさまなミスリードで読者をぶんぶん振り回してくれるので読んでいて疲れます。
    合わせて推理の回りくどさも鼻につきました。
    ホラーの要素もいまいち、ミステリとしても不十分な出来だと思います。

    正直「だるま」はもっと恐ろしいものを絡めてくるのかと期待してい

    0
    2014年02月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公と一緒にあの時あの場所で一体何があったのかを辿るような感じで読みやすかった。

    ずっと謎が謎のままなのだが、続きが気になって飽きることはなかった。
    対峙したときの、ジリジリ、ヒリヒリ感も引き込まれる要素。

    暗闇、崖、藪の様子など、説明され過ぎても、されなさすぎても、登場人物が、今どこを向いて

    0
    2022年04月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミステリーとホラーがそれぞれの魅力を発揮しながらぶつからずにストーリーを完結させていた。そんな読後感。

    ホラーの要素は最後までよくわからない怪奇現象として、また、それぞれの登場人物の性格をとらえた受け取り方・解釈をしていた。
    ミステリーはそのホラー要素は生きたままでちゃんと現実的な矛盾、行為、謎解

    0
    2021年10月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    生命の電話で自殺志願者・多門の電話を受けた沼田八重。担当者が神社に向かうが多量の血痕のみで遺体はなかった。作家・速水の元にも多門からの電話が。小学生時代に遊んだ瓢箪山の神社の仲間たち。何者かに殺害されていく友人たち。事件を捜査する円覚警部。6人の仲間たちの思い出の中にいる7人目の謎。当時のことを語る

    0
    2015年02月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    童謡、だるまさんが転んだや鬼ごっこ
    生命の電話の自殺相談、そして連続殺人
    ホラー雰囲気を呼ぶモチーフが魅力的で
    どんどん読み進めたくなるミステリー。

    今回は怪異らしき幻聴はあるものの
    そちらは関わりや解明が控えめで
    存在感のより強い怪人は人間として書かれていて
    ホラー要素よりミステリー要素が強く1

    0
    2013年10月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホラーとミステリーが掛け合わされていて、怖いけど読み進めたくなるようなゾクゾクした物語だった。

    ミステリーにホラー要素がある作品を初めて読んだ。読み進めている途中で、最後に「犯人は幽霊でした。」みたいになったらつまんないなって思ったが全くそんなことはなく、ミステリーでもホラーでもある作品に仕上がっ

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物が少ない中でいきなりでてくる第三者とかじゃなく最初の方から出てる意外な人が犯人だというのがすごいなと思った。
    ちょっと不気味な話が好きだからとても面白かったです。

    0
    2015年02月11日

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