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たった一度の生を、 丁寧に悔いなく生きるには―― スピード至上主義の始原をニュートンに遡り、 善く生きるヒントを『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』に探る。 現代社会を生物学の視点から縦横無尽に斬る、 『ゾウの時間 ネズミの時間』著者が贈る待望のエッセイ集!
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Posted by ブクログ 2009年10月04日
動物は一生の間に心臓が15億回打つ。人間の場合15億回は40歳程度。 若いときは、自分の遺伝子をできるだけ多く残すために、動物と同じ価値観で貪欲に生きます。老いの時間は、そのようのな遺伝子の束縛から解放された時間です。だから、単なる動物ではない、人間として誇れる時間を生きたいものです。
Posted by ブクログ 2021年07月23日
著者曰く「老眼、白髪、閉経。老いの兆候はみな40代から現れる。そして老いた動物は自然界にはいない。ちょっとでも衰えると、たちまち食われてしまうから。50歳以降の老いの時間は本来存在しないもので、医療技術などにより人為的につくられたもの。だからこれはおまけの人生」と。そんな風にも言えるかもしれません...続きを読むが、なんだかネガティブで夢のない考え方だと思いました。(^-^) 「ゾウの時間 ネズミの時間」は大変興味深い本でした。その著者、本川達雄氏「おまけの人生」、2005.6発行。海鼠(なまこ)の如く、生きものに学ぶ、道元の時間の3部構成です。生物に関すること、生物学に関すること、そして著者の人生観が語られています。
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本川達雄
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