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陽太は、吸血鬼に憧れているという以外はごくふつうの、小学校六年生の男の子。夏休みの自由研究に、東京駅の大改築について、ちょっと風変わりな夜之介(やのすけ)叔父さんと調べることになった。駅に出向いた二人は、なんと構内の霊安室で死体を発見してしまう。「ミステリーランド」発の大人のための少年探偵小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ 2017年01月28日
本書がジュブナイルの「ミステリーランド」で書かれたことの目論見、『ステーションの奥の奥』から改題された意図、舞台に東京駅が選ばれた理由、登場人物の名前や言動に隠された意味。 すべての描写がプロットに貢献し、伏線が回収される快感を味わえる。 無駄がないことの気持ちよさ。 ラストの余韻も心地よい。
Posted by ブクログ 2012年06月10日
日頃、行く時には何にも感じていなかった東京駅の復元工事に興味が惹かれてしまう。また、気持ち悪い叔父さんの印象が秘密が分かるに連れ徐々に変化していき、最後は素敵な勇気溢れる人に変わってしまった。子供の頃の気持ちに帰れる本です。
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古城駅の奥の奥
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山口雅也
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