[新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

[新訳]方丈記 乱世を生き抜くための「無常観」を知る

950円 (税込)

4pt

4.6

「ゆく川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」で始まる有名な本著は、人の世のはかなさを主題とした日本古典の三大随筆の一作。1185年に京都を襲った大地震の経験を初め、大火、地震、飢餓などで命を失う無数の人々の運命が描かれた「無常」の文学とされている。しかし、併せて著者が20代から約40年間に目の当たりにした災害について、「男女死ぬるもの数十人」「飢え死ぬるもののたぐい、数もしらず」など、被害の惨状を映しだす「災害の文学」でもあった。 『方丈記』が誕生したのは建暦2(1212)年、今年で800年を迎える。災害日本から生まれた厳しい諦観であり、自然と共生するための独自の思想といえる「無常」が感じられる1冊である。

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    Posted by ブクログ

    [新訳]方丈記
    乱世を生き抜くための「無常観」を知る
    著:鴨 長明
    編訳:左方 郁子
    PHP新訳新書
    紙版

    「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。……」

    無常・無常観の文学「方丈記」
    平安末期から鎌倉前期に生きた、風流人、鴨長明の作品である

    リアリストである、鴨長明が描き出す、災

    0
    2024年08月21日

    Posted by ブクログ

    "ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。。。”の方丈記を読みました。短い内容ですが、
    二つの構成からなっており、その前半は火災・竜巻・
    飢餓・地震・遷都の京の都の災害ルポであり、
    その中で人と棲家の無常さがテーマ。
    もうひとつの後半は草庵の楽しみ・閑居の文学である
    ことは知りま

    0
    2015年01月10日

    Posted by ブクログ

    とても読みやすい解説書です。
    原文のきれいな表現もしっかり味わえて、
    持ち運びもしやすい書物です。

    0
    2013年08月29日

    Posted by ブクログ

    これは読みやすかったです。まず現代語訳文、そして書きくだし文、解説が段落ごとに紹介されている。

    出だしの「ゆく川の流れは絶えずして…」の壮大さ、無常観、哲学観に惹かれて読んでみると…
    あれれ?なんだか鴨長明ってグチっぽい?!と学生時代に思ったのですが、
    まぁ今回もおおむね似たような感想しか抱けず。

    0
    2013年01月05日

    Posted by ブクログ

    ゆく川の流れは絶えずして、しかしもとの水にあらず・・・の名文で始まる方丈記は無常観がテーマの古典として有名だが、しかし同時に災害文学の側面ももっている。

    昨年の東日本大震災も記憶に新しいが、過去の歴史をひも解いてみれば日本は災害の連続であったことが分かる。

    方丈記にも大火や竜巻、飢饉に疫病、そし

    0
    2012年10月06日

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