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Posted by ブクログ 2009年10月04日
『論より詭弁 反論理的思考のすすめ 』。タイトルが既に挑発的であり、論争的である。しかし内容は、選ばれし者たちの都市国家の広場ではないこの現世において、論理をそらし、外し、俗論に逃げ込む者たちとの「間の取り方」「呼吸法」が解説されている。
著者は、偽悪的な装いを好むようであるが、不快ではない。 ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月21日
淳良さを欠いた著者が、無菌室で純粋培養された非形式論理学の弱点を徹底攻撃する。
論理学の素養がある人は、例示された詭弁が著者によって市民権を与えられるのをどう捉えるのだろうか。それでもより広い視点ではその論法がやはり詭弁であるとして打ち棄てるのか。そのあたりの感覚があればもっと面白く読めそう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月05日
昨今のメディア(特にインターネット)では「論理的であること」がブームであると感じる。論破力を売りにしている配信者や、科学的に正しいライフハックを喋る配信者などだ。そんな時代だからこそ「論理的であること」を再考する必要がある。確かに科学や学問は論理的に進めていくものだ。しかしそれは日常のコミュニケーシ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月23日
・「議論においては、責めるよりも守る方がはるかに難しい」(p.174)
・「議論においては、何かを主張した側に、それを論証する責任がまず課せられる(=立証責任)」(p.174)
∴「議論において絶対にやってはならないミスは、相手方に立証責任があるときに、勘違いしてこちらがそれを引き受けてしまうことだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月30日
今論理学を勉強している。だからこそそれに反するような本を読んでみようと(とはい 言ってもたまたまネットで見つけただけなのだが)読んでみたのが本書。
◼️議論に世の中を変える力などありはしない。もし本当に何かを変えたいのなら、議論などせずに、裏の根回しで数工作でもした方がよほど確実であろう。実際に、...続きを読む
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