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Posted by ブクログ
エンジニアは技術を、営業は利益を第一に考える。エンジニアは最新の技術に眼が無く、営業が取ってくる案件には興味がない。使い古された技術を運用するだけだから。
営業は予算を達成するために、案件をとる。エンジニアからすればありえない予算や納期の案件でも。「利益のためなら仕方ない……」。
システムという眼に見える成果を出せる開発者と、開発が作ったシステムが正しく稼働させる運用管理者。システムは稼働して当たり前、という名目の元、ひとたびシステム障害が生じたら、その責任は管理者に。
「自分が作ったシステムじゃないのに……」。
上流工程には「プロジェクトマネジャー」「システムアナリスト」「システムコンサルタント」みたいなカタカナ職種のオンパレード。その仕事は顧客の用件を抽出し、真の問題点を導き出し、解決策を提示すること。実際は技術を少しかじった元営業や、人見知りしないSEなどが務めていることも少なくないとか。
「21世紀の日本はIT土建屋国家」
になってしまうのかもしれないと本気で思う。いや、もうそうなってしまっている。
建築業界でいう所の建築士と実際に建物を建てる人、その間に溝があるように、IT業界における上流工程と下流工程を担当する立場の間にも、建築業界のそれに似た溝がある。袂を分かつどころの話じゃない。
どうすれば溝は埋まるのか。違う立場にある人通しがお互いの職業をより理解しあうことがまずは必要なのだろう、と甘っちょろい考えしか出てこないのが歯がゆいのだが。まずはそこから始めなければならない。
IT業界は、コンシューマー分野の発展ばかり見てたらいかんぜよ。こういう血なまぐさい情報を追いかけていかなだめ、と自分に言い聞かす。
IT業界で仕事をしている人は、読んでおいて損は無い。自分の立ち居地が良く分かると思う。
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ビジネス・実用
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