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Posted by ブクログ 2016年11月09日
『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦』を読み、
浜井先生の研究分野にとても興味を持った一人です。
上記の本でも触れられている日本の問題点について、
さらに詳しくたくさんのデータを元にまとめられている。
犯罪理論も明瞭に説明されていて非常に分かりやすい。
また、法律家自体の人材についても言及し...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月09日
[ 内容 ]
おかしいぞ日本の司法と犯罪対策。
さまざまな“犯罪神話”を解体し、事実に即した犯罪対策・刑事政策を提案する。
[ 目次 ]
第1編 犯罪と犯罪予防(減る少年犯罪、増える高齢者の犯罪 間違いだらけの犯罪対策 エビデンスに基づいた犯罪対策-キャンベル共同計画)
第2編 刑事政策(刑罰)(...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月11日
自分のイメージと随分、差がある事に驚いた。それだけでも価値のある本でした。
刑務所が最後のセーフティーネットの役割
ホームレスは自己責任と思う人の割合の高さ(2010年現在もそうなのかな?)
孤独と貧困が犯罪の温床(犯罪に限らず自殺、うつ病もでは?)
社会保障の手厚い国ほど寛容な人の割合が高い(これ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月31日
タイトルに1本釣りされて(この文章を書くのは何回目だろうか・・・・・・)読んでみた1冊。
てっきりタイトル通り、2円で刑務所にいれられてしまって5億で執行猶予っていう他人の不幸話だと勘違いしていた。だが実際は犯罪学をテーマにしたお堅い本であった。目次を見て、読むのをやめようとすら思ったくらいだ。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月24日
内容は著者のこれまでの著書のエッセンスを凝縮したものなので、それらをすでに読んでる人には既知の情報や内容である。
それでも、犯罪に関する間違った常識や神話を批判していく地道な作業は必要だし、それを続ける著者に感心します。
犯罪に関する情報をニュースなどの限られた情報源からしか得ていない人には是非読...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月25日
先輩に勧められて。
犯罪を取り巻く色々について、やさしく真実が書かれています。
犯罪について考える上で、知っておいたほうが良いことがたくさん。
刑事裁判や刑務所について、知ったような気分でいますが、考えてみれば実際に見たことはないんですよね。
(大学時代の宿題で、裁判見にいけってのはあったけど、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月21日
「ある刑罰が残虐であるかどうかの判断は国民感情によって定まる問題である」
そして国民感情は、マスコミによる影響を強く受けている。
治安はほんとうに悪化しているのか、
少年犯罪はほんとうに増加しているのか、
その再犯防止策は功を奏しているのか、
などなど、テレビを見ていて不安に思うことに対して、デ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月07日
タイトルが俗っぽいけど,内容はしっかりしてた。ポピュリズムに翻弄される刑事政策を憂慮する犯罪学者の著者。特に刑の執行段階に視点を置き,社会がどう犯罪に対応すべきか探る。
「ポピュリズムの基本的手法は、わかりやすさと情緒の味付け」(p.12)と著者は言う。確かに。マスコミのアジェンダセッティング力...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年03月22日
司法制度の問題点、人々の心理と統計との乖離、司法の現場が分かりやすくまとめられてた。
犯罪率の低下と高齢化、認知件数とマスコミの報道による認知度の高さの関係も分かりやすかった。
なにより、随所に引用される統計データが重みをましてた。
特にポピュリズムについてのくだりは面白かった。
皆が理解しやす...続きを読む
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