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多くのエコノミストは、各種の経済指標から未来を予測する。その国のGDP、企業の業績、株価、財政状況などを見て、「ありそうな未来」を導き出す。投資家も、大方が同じようなことをしている。だが著者は、未来予測に関しては、その国の「人口」を見る。増えるのか、減るのか。そして次に、教育のレベルが高いかどうかを見る。それだけで、ほとんど確実な未来が描けるのだという。では、「アベノミクス」「2020年・東京オリンピック」で浮かれる日本の未来どうか。残念ながら、著者は悲観的な未来を描く。「老人の街でやる2020年東京五輪」「ものづくり国家・ニッポンの崩壊」「仕事を機械に奪われ、失業者が増える」「増税で締め上げられ監視される市民生活」……。30年以上のメディア生活で培った視点、情報網を駆使し、多くの日本国民が目を背けたい「現実」を提示しながら、今後のビジネス、投資、生活に役立つ「未来地図」を読者に届ける。
...続きを読むPosted by ブクログ 2015年06月06日
読書再開。再開一発目にしては刺激的。笑
高齢化社会の現実、それに伴い引き起こされる様々な問題。
イノベーションの虚構。技術革新がイノベーションではない。社会を変えられたか?すべて使われなければ意味がない。売れなければ意味がない。
国際化社会から取り残される日本。言葉が通じない人に仕事なんかない...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月04日
シンガポールでは小学校から徹底した英語教育が行われている。国民の英語力は一気に増しグローバル化が始まった90年代になると、それが強みとなり、海外から多くの企業、多額の投資マネーが入ってくるようになった。東京証券取引所は、バブル崩壊以前は世界一の取引量でアジア経済の中心であったが、今やその地位はシンガ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月19日
あえて悲観的な視点でこれからの日本を考えてみたという本。
資本主義において、経営者は生産性を追求するため、失業者が増える。すると、モノは安く作れるようになるが買う人がいなくなる。そして、経済が縮小する。
資本主義が抱えている自己矛盾。
・どんなビジネスも人口減には勝てない
・2015年から中国、...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年02月16日
この本の帯にも書かれている様に、今(2014)の日本は、アベノミクスによる効果や東京オリンピックの誘致成功などで浮かれていると思います。
民主党が政権を担当していた頃には多くあった日本悲観本が近頃はメッキリ少なくなっています。私も悲観本が多く出ていた頃には、自分に元気を出す意味でも、日本の経済・技...続きを読む
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