神津恭介、密室に挑む

神津恭介、密室に挑む

660円 (税込)

3pt

眉目秀麗(びもくしゅうれい)、頭脳明晰、白面の貴公子。輝かしい形容に彩られた名探偵、神津恭介(かみづきょうすけ)。彼が挑むのは密室トリックの数々。鍵の掛かった部屋の外に残された犯人の足跡、四次元からの殺人を予告する男……。不可解極まる無数の謎を鋭い推理でクールに解き明かす! いつまでも燦然(さんぜん)とした魅力を放つ神津恭介のエッセンスを凝縮した六つの短編を収録。傑作セレクション第1弾!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

神津恭介、密室に挑む のユーザーレビュー

「日本三大名探偵」といえば明智小五郎、金田一耕介、そして神津恭介。他二名と比べ若干影が薄い、この神津恭介。実は容姿端麗、頭脳明晰の一度見たら忘れようがない、超絶イケメン名探偵なのです!中学を飛び級、6カ国語を操り、論文も認められた数学の天才。現在は東大医学部の法医学教室助教授。資産家で生活に困る心配なし。ラノベでよく見る「最強系主人公」でもここまでやらないだろう、まさに完璧超人!
そんな彼を激賞するワトソン役は神津の友人、松下研三。ワトソンというより、ドラえもんに泣きつくのび太のような…。物語によっては事件の真相以上に松下君の言動にひっくり返ることも!?
戦後間もない時期が舞台のため、設定や表現に古さを感じることはありますが、それもこの作品の味の一つ。日本が誇る「完璧系名探偵」の活躍。ぜひご一読下さい!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最高に面白い!
    少し前の時代を彷彿とさせる言葉選び、魅力的な名探偵とワトソン。事件のバラエティ。短編集ですが、どの作品も面白く読めました。短編だからすっと読めて、これってどういうこと?とならないのが尚更読みやすかったです。

    0
    2025年10月30日

    Posted by ブクログ

    密室をテーマにした事件を集めた短篇集。「白雪姫」「月世界の女」「鏡の部屋」「黄金の刃」「影なき女」「妖婦の宿」の六編を収録。

    なかでも「影なき女」と「妖婦の宿」が秀逸で、とくに「妖婦の宿」はたくみなミスリードと思い込みを利用したトリックが見事。

    0
    2024年03月13日

    Posted by ブクログ

    神津恭介シリーズ。短編集で過去に読んだものもあったが楽しめた。表題通り密室トリックがメインであるが、トリック自体は単純でも、それが解けたところで犯人がわかるわけではない、人ひねり入れてくるところが作者のうまさを感じられた

    0
    2022年01月12日

    Posted by ブクログ

    神津恭介シリーズ6編の短編集。
    私は事件が起きるたびに、えっ?えっ?と翻弄された「影なき女」とあっ!と驚く「妖婦の宿」が好き。
    自分で推理するのは苦手なので、毎回予想を裏切られるペーペーなので、きっと慣れてる人にはわかりやすいであろう展開も楽しめました。

    0
    2021年04月20日

    Posted by ブクログ

     かつて(いまでも)日本を代表する名探偵であった神津恭介を主人公とする短編集。タイトルのとおり、密室殺人事件が並んでいる。

     今読んでみると文体や人間の描き方、道具立てにさすがに書かれた時代を感じさせる。だけど全体としてすっきりと端正に感じられるのは、名探偵神津恭介のイメージでもあるし、小説内で描

    0
    2019年02月11日

    Posted by ブクログ

    傑作セレクションと銘打っているだけあり、6編の高純度の密室モノが読めます。
    冒頭を飾る『白雪姫』は陳腐なトリックの裏に隠れた罠にしてやられました。張られた伏線がミスディレクションにもなるという素晴らしい逸品。
    続く『月世界の女』『鏡の部屋』『黄金の刃』の3編は巧さは感じるものの、構造自体は単純。

    0
    2015年03月21日

    Posted by ブクログ

    神津恭介が活躍する短編集。
    全編密室ものです。

    【白雪姫】
    密室物ですがトリックよりもプロットの上手さが光っていると思う。
    雪国に向かう列車内で偶然居合わせた白雪姫のように美しい女性という出だしも幻想的でいい。ラストの風景も素敵だった。
    双子の登場によって当然入れ替えトリックが浮かびますが、それを

    0
    2013年06月04日

    Posted by ブクログ

    う~ん、文体や人物造形が古い……。
    ミステリとしては、特に密室ものの短編集なので、トリックはおもしろいものが多い。「白雪姫」「影なき女」「妖婦の宿」あたりのトリックは出色。それでも、話にすんなり入っていきにくかった。
    名探偵が眉目秀麗、多分野の天才で冷たい貴公子、という設定は、高木彬光氏が先駆者だっ

    0
    2016年01月28日

    Posted by ブクログ

    うう、文体が古い。同時に読んでるキリスト教文学の世界もだけど、じっくり読まないと染み込んでこないのだ言葉が。ぴゅーっと読めないのが悪いのではなくて、いつも上辺だけで読んでたのではという気がしてくるから不思議。これも良いかもね(^◇^)

    0
    2014年05月25日

    購入済み

    古いね

    たいした事ないです。古いミステリー好きで感情も情景や深さを求めない人にはいいかも。個人的にはダルいです。

    0
    2014年03月25日

神津恭介、密室に挑む の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

神津恭介、密室に挑む の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

光文社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

高木彬光 のこれもおすすめ

神津恭介、密室に挑む に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す