憂鬱なハスビーン

憂鬱なハスビーン

440円 (税込)

2pt

3.5

東大卒、有名企業に就職し、弁護士の夫を持つ29歳の私。結婚して仕事は辞めたけれど、優しい夫と安定した生活がある。なのになぜこんなに腹が立つんだろう? ある日再会した、かつて神童と呼ばれた同級生。その話に動揺した私は、まだ自分に何かを期待しているのだろうか。(講談社文庫)

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憂鬱なハスビーン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    頑張り屋さんの主人公、、
    糸がプチって切れてしまったんやなあ
    今後の人生どうなるのか、気になる

    素敵な理解ある旦那さんやし上手く生きてほしい

    0
    2025年06月09日

    Posted by ブクログ

    この切り取り方は長めの短編なんだろうな。村上春樹の『風の歌を聞け』の似たような長さの作品が群像の新人賞デビューだったのを思い出す。
    言葉の選び方など、すでに作家として十分完成されているのを感じ、その後の活躍を予感させる作品であるのと同時に、「憂鬱な」という題名そのものの、痛いくらいの追い詰められ感の

    0
    2022年07月19日

    Posted by ブクログ

    何気なく手に取って何気なく読み始め、あっという間に読み終わった。読みやすいというのもあるけど、どこか自分にシンクロするところもあったのがあっという間に読めたわけなのかも。
    東大を出て、同じ東大卒で弁護士の夫との結婚を機に仕事をやめ、再就職の気もなく失業保険をもらっている凛子。不自由だと言えば非難され

    0
    2016年11月23日

    Posted by ブクログ

    著者の作品はこれまでにも読んできたけれどこちらがデビュー作だったのか。東大卒の彼女は誰からも羨まれる経歴であるけれど現在の彼女は幸せではないようで、、なぜかとということが読み進めるうちに少しわかっていく。けれど彼女が抱えている葛藤はきっかけがあればすぐに解決しそうにも思える。やはり恵まれている生活環

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    朝比奈あすかさんのデビュー作で群像新人文学賞受賞作です。ハスビーンの意味は一発屋の事ですが、私は本書を読んで少し憂鬱でした。その理由は著者にも作品にもなく詳細すぎるパーフェクト解説だったのですね。これから読む方には出だしから結末を含めて本文のダイジェスト版みたいな要約が為されていますので、くれぐれも

    0
    2019年09月26日

    Posted by ブクログ

    東大卒、有名企業に就職、同じく東大卒弁護士の優しい夫、理解ある姑…
    恵まれ過ぎているのに、凛子はイライラしている
    ずっとイライラしていて
    読んでいて疲れてしまった

    0
    2017年01月11日

    Posted by ブクログ

    他人から見たら幸せそうな女性の苛々と憂鬱が、所々共感するものがあった。
    この時期にこの小説を手にとったのが笑えた。
    私はまだわたしに何を期待しているのだろう。
    という文が心に残った。

    0
    2014年03月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第49回(2006年)群像新人文学賞受賞作。
    他の独特な受賞作品と違い、女性が感じる日常的な「あるかも」が多い作品で、面白い。
    個人的にはこんなだんなさん、ちょっといいなと思った。
    彼女の他の作品も読んでみたい。

    0
    2013年12月05日

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