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障害児学級教員の岡田は、働いていた小学校の卒業生・牧野に出会う。自分が受け持っていた自閉症児サトシを殴った過去を持つ牧野だが、彼につきまとわれて、岡田は毎週彼と酒を飲むことになる。が、ある日牧野は突然暴漢に襲われる。物語にひそむミステリー性も話題になった、第24回野間文芸新人賞受賞作。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
障害児学級を受け持つ教師の告白。 過去の教え子(直接ではない)が暴漢に襲われ意識不明となるが、その容疑で逮捕される。告白を読む限り、彼は犯人ではないのだが、彼は事件当日のことを語らない。 物凄く想像力をかき立てられる作品である。容疑は事実なのか、誰かを庇っているのか。そして、その真相を想像するのが作...続きを読む者の意図する事なのか。安易に決め付けられない。
大学時代の恩師から、お勧めされた作家の初読書。読みやすい文章で、ボリュームとしても薄い方なのでサクサク読んでしまった。 「わたし」は障害児学級を担任する教師。この小説全体は、「わたし」の元に現れたかつての教え子・牧野(障害児ではなかったが、問題児として有名だった)が何者かに襲われ、意識不明の昏睡状...続きを読む態になった、その数ヶ月のことを「わたし」が記した手記となっている。 結末にわかりやすい何かを期待してはいけない話である。面白くないと感じる人も多そうな小説だ。 しかし、私はこの手の一人称小説が謎めいていて結構好きだ。手記という体裁は解説文の言葉を借りるなら「信用できない語り手」なのだ。 妻との関係や、牧野の事件、また「わたし」本人の行動や思い等を、「信用できない語り手」の書いた手記、という視点で読むと更に面白味が増すと思う。
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