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15歳で戸主になり、貧しさゆえ作家になる決意をした樋口一葉。小説の師・半井桃水(なからいとうすい)への恋情、歌塾・萩の舎での屈託を抱え、極度の借金に追われながらも、わずか十数ヵ月で鴎外、露伴らから絶讃され近代文学の頂点に立つ。24年の生涯を全力で生ききった、稀有な天才作家の儚(はかな)くも美しい足跡を綴る、感動の長編小説。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ 2009年10月04日
父と兄が相次いで亡くなり、15歳で一家の戸主となった夏子。 病弱な夏子がお金を稼ぐには小説家になるしかなかった。 貧困、借金、恋、病気-24歳で夭逝した樋口一葉生涯を描く。
Posted by ブクログ 2012年01月19日
樋口一葉のその人となりが、「小説」ではあるけれども垣間みれたような気がする。 もっと「儚い」人かと思ってたけど、結構したたかに生きた人なんだなぁ。 お金に苦しんだ一葉が今、5000円札を飾ってるっていう…、 本人が知ったらどう思うんだろう…。。
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