殴り合う貴族たち

殴り合う貴族たち

517円 (税込)

2pt

4.4

宮中での取っ組み合いの喧嘩、従者の殴殺、果ては邸宅建設のために平安京を破壊――。優雅な王朝時代のはずが、貴族たちはやりたい放題。当時の日記をもとに、貴族たちの意外な素顔を探り出した意欲作。

...続きを読む

殴り合う貴族たち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年03月14日

    現代人からみると、しょぼい動機で殴りあうどころが暴力沙汰を起こす貴族たち。たいへん読みやすく、歴史の知識がなくても十分楽しめます。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月25日

    歌人として名高い藤原定家さんが年下の少将相手にマジギレして、プロレスのヒールよろしく凶器で相手の頭カチ割ったって話を知った時「芸術家は気難しいからね」などと思ったんですが、間違ってました。
    定家さんは王朝貴族としては平均的な気の短さと血の気の多さの持ち主だっただけみたいです。

    タイムスクープハンタ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月17日

    むやみに過激なタイトルなくせに、その実、中身は肩透かしと思いきや、むしろ控え目な題名だと感じるほどに乱暴狼藉のオンパレードでした。事件のほとんどを藤原実資(さねすけ)の日記だけに根拠を求めているのはやや乱暴な気もしましたが、それでも喧嘩、集団暴行、家宅破壊その他諸々、決して微笑ましくは無いエピソード...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年07月07日

    タイトルインパクトありすぎ。早く読みたいです!
    ※読みました。タイトル通り目からウロコな本でした。平安貴族がこんなにも粗暴だったとは…。源氏物語は当世の人々にとっても、かなり理想的なファンタジーだったのだなあ…と勉強になりました。しかし藤原氏、やりたい放題ですね。

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月21日

     ありそうでなかった、という点では、観点が面白い。
     大抵の人が持つ「王朝貴族」の概念を覆す内容だろうが、所詮、人間。いつの時代でも、こういう人々は存在するものだという良い証拠。
     付録の暴力事件年表に、一番心惹かれて購入の品。 

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月21日

    光源氏は暴力沙汰を起こさなかっただけでも、十分理想的な貴公子といえたらしい
    本当に「王朝貴族」はどうしようもないな。
    やれやれ。

    0

    Posted by ブクログ 2010年09月19日

    貴公子達は、わりとドラ息子が多かったんだなあとビックリしました。芥川の「羅生門」世界と繋がっているような気がします。

    0

殴り合う貴族たち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ソフィア文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

繁田信一 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す