幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

1,045円 (税込)

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東京が招致しながら、自ら返上した1940年のオリンピック。「皇紀2600年記念」として構想されたこの大会は、招致のためのヒトラーやムソリーニとの取り引き、満洲事変への厳しい国際世論など、最初から戦争と政治に振り回された。また、「満州国」は参加できるのか、天皇の開会宣言は可能なのか、など問題山積みのまま、準備は遅れに遅れる。そんな中、招致に尽力したIOC委員・副島道正は「返上やむなし」と腹を決める。(講談社学術文庫)

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幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年10月13日

    #いだてん の影響で読んだけど、あのドラマで描かれなかった裏側にもこんな攻防が…!と知れてとても面白かった。

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    Posted by ブクログ 2021年07月23日

    幻の東京オリンピック 1940年大会 招致から返上まで

    大会招致ののちに返上となった1940年の幻のオリンピックの招致から返上までの約10年間の記録。1930年、7年前の関東大震災の復興の象徴とするため、そして日本書紀での紀元2600年の記念として、東京市市長の永田秀次郎はオリンピック招致を提唱し...続きを読む

    0
    購入済み

    五輪への道

    2022年09月30日

    大河ドラマ「いだてん」を見た事から、興味を持ち読み始めました。

    オリンピック。
    国同士やIOCの思惑、国内での各団体の確執、純粋に競技に向き合いたい選手たち。
    それらを飲み込みなからも開催を確保した日本。
    確かに国民の意識を高揚させるにはうってつけのイベントだ。
    ところが気がついたら、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年09月02日

    1964年から56年間の時を超えて、2020年にふたたび東京でオリンピックが開催されます。
    しかし、東京がオリンピックの開催地と決まったのは「3回目」。1940年に第12回オリンピックの開催地として決まっていたのです。
    当時は日中戦争の真っただ中。国際社会からの孤立を高める中で招致活動にまい進し、厳...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月24日

    東京オリンピックというと1964年、そしていまから6年後の2020年を思い浮かべるが、実は1940年にも一度開催の予定があったらしい。日本にとって1940年という年は、建国してから2600年という節目の年だった事から、国をあげての記念事業としてオリンピック開催地に立候補したようだ。

    ローマとヘルシ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月16日

    戦前の1940年に開催される予定だった東京オリンピック。その招致と、準備、そして、開催返上に至る事柄が記されています。

    って言うか、直接の開催返上の原因は、日中戦争の拡大ですが、本書を良く読んでみると、大局観の無い行動が散見され、日中戦争が無く、開催に至ったとしても、失敗していたんじゃないかなぁと...続きを読む

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