国際メディア情報戦

国際メディア情報戦

935円 (税込)

4pt

中国・北朝鮮・イラン・アルカイダ……いまや大国も小国もテロリストも続々参戦している「国際メディア情報戦」。それは「どれだけ多くの人に、自分に有利な情報を到達させ、その心を揺り動かすか」をめぐる戦いである。急拡大する戦いの現場でいま何が起きているのか? 日本はどう戦うのか? 稀代のメディアスター、ビンラディンの驚愕のメディア操縦法から、オバマの逆襲まで、世界各地で起きている新しい「戦場」を読み解く。(講談社現代新書)

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国際メディア情報戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月14日

    『戦争広告代理店』の人の新刊!!日本では概念さえ定着していないPRを駆使する国家もテロ組織も避けては通れない現代のメデイア情報戦の内幕。日本に一番かけている分野だなあ。PR会社や大手広告代理店と契約するのでは無く、その幹部を直接政府高官に認容する合衆国のすさまじさ。中国が(形式上でも)民主化し、メデ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月15日

    読んで良かった!興味はあるけれど複雑に見えて取っ付きにくかった事柄についてとても面白く書かれていて、読んでいて視界が開かれる感じで気持ち良かった。
    値段も装丁も手頃な新書は、優れた「知への扉」として存在すべきと普段思っていても最近は中々そういう新書に出会えずにいた。本書は本当に買って良かった。TV畑...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月12日

    ページ・ターナーとはまさにこのこと。テンポ良く繰り出される国際プレーヤー達の巧妙なPR事例にグイグイ引き込まれる。何度も読み返したくなる類の本ではではないけど、酒の肴にするには持って来いのまさに「新書の鏡」。中東情勢のブリーフィングにも良い。

    読みやすい一方でしかし終章の指摘は重い。確かに最近の日...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月26日

    面白い本は、電子書籍でも一気読みしてしまうんですね。
    というか、電子書籍はどんどんリンクして読みすすめられるので、かえってヤバイ。

    本書は、「戦争広告代理店」で一世を風靡したNHK報道ディレクターによる、<今起きている>情報戦を描いたものです。

    「戦争広告代理店」と、その後に続く「大仏破壊」が激...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月16日

    国際メガメディアを使ったPR戦略が,国際政治を動かし,冷戦後の世界の紛争に多大な影響を及ぼしている。ボスニア紛争で注目されたこの手法が,国際世論をどう動かしてきたのか,その力学を,ビンラディンやボストン爆破事件,2020オリンピック招致を巡る駆け引きを通して眺めていく。
    民族浄化というバズワードを設...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年04月16日

    ○NHKのディレクターで、数々のドキュメンタリー作品や著書のある、高木徹氏の著作。
    ○国際的に行われるメディア戦略や、情報戦の重要性について、アメリカのPR会社の担当者への取材や、メディアのキーマンへの取材、具体的な情報戦略の過程や結果を通じて、これからの日本のメディア戦略のあり方を描いた作品。
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    Posted by ブクログ 2014年03月12日

    ”メディア情報戦”の名のとおりまさに戦争。平行して読んでる「孫子兵法」のなかでも情報戦は最重要項目として位置づけられている。こりゃおちおち昼寝してる場合じゃないなぁ。

    しかし情報戦そのものを”楽し”んでいいのかな?面白けりゃいいか。

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    Posted by ブクログ 2020年09月04日

    『戦争広告代理店』でも語られたボスニア戦争や、ビンラディン、オバマ大統領といったメディア情報戦の強者たちの戦い方を分析し、PRの重要性を説く。

    日本のメディア戦略も国内規模では色々やっているんだろうが、ヤラセがバレて炎上してしまうお粗末なものも多い。
    実際に「戦争」に繋がる国のPR戦略は、やはり緊...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月13日

    「重要な情報こそ外部に発信し、それを武器とすることが国際社会で不可欠。情報戦とは、情報を少しでも多くの人の目と耳に届け、その心を揺り動かすこと。いわば出す情報戦。・・・いかに他の人に伝えるかが勝負」という前書きの筆者の説明が本書の内容を端的に表すもの。それを、ボスニア戦争、ビンラディン、オバマなど実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月10日

    今(2016年)からたった25年ほど前までは、「如何に情報を守るか」が主流だったように思います。当時は「情報を出す」行為は基本として「ディスインフォメーション工作」の一環として存在し、それをどうやって見破るかが主眼だったと記憶しています。

    現代においても「情報を守る」ことや「ディスインフォメーショ...続きを読む

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