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Posted by ブクログ
舞台や映画関連の仕事と関わりが深くなってきた昨今、本書のタイトルを目にした瞬間「これは面白い視点の本のようだなぁ」と購入を瞬決した一冊。女優論を展開した本だとの思いがあったわけだが、購入して見ると、この文庫、週刊文春に連載されていたエッセイ49編に女優を巡って品田雄吉と行った対談、それにタイトルとなった小文をまとめたものと知り、ちょっと拍子抜け。しかし、いざ読み始めると、軽妙なエッセイながら味わい深いものばかりで一気に読み上げてしまった秀逸な文庫でありました。
前半は女優・俳優・監督などに視点を置いた映画関連の話、後半は物書きとしての日本語関連の話をまとめ、全体を通して時事問題にも触れている。女優関連の話では、気になる3人の女優、日本語関連では「悩ましい」の使い方を巡る話が面白い。
ただ、かつて国語国文学を専攻していたものとして、日本語関連の文章の中で新明解国語辞典を頻繁に引用しているのはいただけない(広辞苑引用よりははるかにマシではあるが・・・・)。
ちなみに、食べ物に触れた箇所もいくつかあって、思わず納得してしまったのでありました。
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