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すべての人の人生は光り輝いている―――電車が走りぬけるその横で紡ぎ出される人々の情景を鮮やかに切り取った短編集。地元を捨てたくない一心で将来の夢をあきらめる女子中学生を描いた表題作「ふるさと銀河線」など9作品を収録。見過ごしがちな人の情、様々なうれしいこと、悲しいことなどがいっぱい詰まった一冊。同タイトルの小説と合わせてお楽しみください。
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Posted by ブクログ
原作は短編小説、それをコミック化したもの。 読み終えて、こう言う本を読みたかったんだと実感。 逆の流れ?かとは思うが、年末年始にでも原作本を読んでみたい。 コミックではあるが、お薦めの一巻なり。 追伸 コミックが原作で小説が後との記事を読みました。
時代小説『みをつくし料理帖』シリーズで人気となった高田郁氏がマンガ原作者時代の作品。作画は深沢かすみ氏。 もともとはこのコンビで『軌道春秋』という短編マンガを連載していたもので 、高田氏がこの短編マンガを小説として書き起こしたものが文庫化→その後インスパイアされ再編復刊されたのがこの『ふるさと銀河...続きを読む線 軌道春秋』だそうです・・・なんともややこしい。 本屋でこのタイトルを見た瞬間、衝動買い。 ふるさと銀河線(りくべつ鉄道)--いまは観光鉄道として夏季期間のみ営業する鉄路なのですが、母の実家がこの路線にあり懐かしさのあまり… お話は短編なので物足りない感じではあります。でも、どの作品も読んでほっこりしました。テーマは「ふるさと」「家族」「人と人のつながり」。 表題作ヒロインの中学生は社会や町の未来とかいろいろな先のことが見えすぎてわがままにはなりきれず、自分の夢を封印する。 実際にも都会にあこがれ田舎から出る子、というより田舎では仕事もないし町にでるしかない、帯広、札幌、旭川に出るしかないよという子も多いのだけど、町にでてほどほどするとやっぱり地元に帰る子も多い。いろんな事情もあるけど、町にでたっていいよ、夢は追ってもいいよ、ふるさとはここにあるから・・・というメッセージ。ドラマの『北の国から』みたいなところがちょっとあったね。 親子関係だったり、夫婦関係だったり、自分に向き合ったり。泥沼になりそうな設定のお話も泥沼は回避してるのは短編の良さ。 でも小説版があったのを先に知ってればそっちを先に読んだかなぁ。 レディコミは読みなれないので絵がちょっと苦手でしたので★4つ。
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コミック版 ふるさと銀河線 軌道春秋
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