「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学

「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学

880円 (税込)

4pt

人は、どんなときに「あ、わかった」「わけがわからない」「腑に落ちた!」などと感じるのだろうか。また「わかった」途端に快感が生じたりする。そのとき、脳ではなにが起こっているのか―脳の高次機能障害の臨床医である著者が、自身の経験(心像・知識・記憶)を総動員して、ヒトの認識のメカニズムを解き明かす。

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「わかる」とはどういうことか ――認識の脳科学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心像の形成によって、見えている世界。この世に対する知識は、暗記するところから始まっている。生まれた瞬間は無であってそこからあらゆる情報を蓄えていき、自分の中にある理解と照らし合わせていき、知識の束を創出する。
    しかし、そうと考えると、人間は生まれた瞬間から元から「何か」を知っている生き物ではないのか

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    生きることは、自分の足で立ち、自分の足で歩くことです。世界に立ち向かうためには自分が使えるしっかりした海図を自分で作ってゆかなければなりません。そうやってはじめて大きい意味や深い意味を発見することができるようになるのです。

    それが快感や、落ち着きをもたらす、世界がもっと楽しくなるってことなんだよね

    0
    2023年10月24日

    Posted by ブクログ

    高次脳機能について「高次脳機能」という用語を使わずに平易な言葉で説明されており、大変わかりやすくイメージ(心像)しやすい。

    0
    2023年05月21日

    Posted by ブクログ

    本書は、「わかる」ということ、認識の仕組みをやさしくまとめたものです。

    「わかりました」って、本当にわかったのか。どこまでをどうわかったかという、いつもながらの疑問に応えるヒントの書です。

    脳科学から、「わかる」へのアプローチです。

    気になったのは、以下です。

    ・わからないことがあるからこそ

    0
    2023年05月07日

    Posted by ブクログ

    そもそもわかるとはなんぞや?とふと思い、読んでみたら非常に面白かった。難しい事をわかりやすく、なおかつ体系的に書くのは困難だったのではないかと思う。もちろん理解できないこともあるが、それは私の知識がないからであろう。個人的に特に興味深かったのは、生命の本質はエントロピーを減少させること。秩序が生まれ

    0
    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    知覚のもっとも重要な働きは、対象を区別すること。
    違いがわかるという能力が、知覚の基本。
    わかるとは分かつと書き、分かるの基礎は区別。

    0
    2018年05月11日

    Posted by ブクログ

    『わかるとはどういうことか』という題名に惹かれて本書を手に取りました。当初は、文学作品や日常の事象を題材に「わかる」ことの意味が論じられているのだろうと想定していました。ところが実際には、著者が神経内科医であり、脳の仕組みを通して「理解に至る過程」を解き明かす内容でした。そのため、医学的でやや専門的

    0
    2025年09月15日

    Posted by ブクログ

    脳機能障害の臨床医による、わかるという認識の仕組みについて

    非常にとっつきにくく哲学的であり脳科学的な主題を様々なエピソードを交えてわかりやすく説明しようと試みていて興味深い。

    0
    2024年04月12日

    Posted by ブクログ

    読んだきっかけは息子がトライしている中学入試で塾が紹介したからだった。著者は神経内科が専門で高次機能障害学を研究しているらしい。私は「高次機能障害」にちょっと興味を持っていた。自分が1年前に適応障害にかかり、3か月くらいで治ったように思える部分と何か脳の一部に問題があるのではないかと感じたことがあっ

    0
    2023年06月21日

    Posted by ブクログ

    わかるということは、記憶のある事とある事の関係性が明らかになること
    記憶や経験が無ければ、わかるとはならない
    また、分かったとは分かった気がするという人の主観的な心の働きで、決して客観的事実では無いこと
    間違っていても、説明ができたり関係性が分かったりすれば、分かったと感じてしまう

    本当に分かった

    0
    2022年07月24日

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