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Posted by ブクログ 2012年02月28日
さまざまなデータをあげて、教育改革に伴う「ゆとり教育」の結果について論じている。「ゆとり」によって何をどう変化させたかったのか、という当初の目的と、「ゆとり」によって何がどのように変化したのか、という結果を対比させて問題点と効用について論じているのはとても興味深かった。教育者としてのハートも感じられ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月19日
ゆとり教育世代の私たち。
ゆとり教育がもたらした「学力低下」は、一体誰の学力を下げたのか。
学校で学ぶ時間と量は少なくなっても、受験のレベルは変わらない。
そこで起こる問題は、学校で学べなくなったことを、学校以外の場所で学ぶこと。
しかしそれは誰にでも出来ることではない。
経済資本の豊かさが、直接教...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
二〇〇二年度より新学習指導要領が実施される。
この要領がめざす教育改革のねらいは「ゆとり」と「生きる力」の教育であり、それを実現するものが「総合的な学習の時間」である。
これらをつなぐ論理は「子ども中心主義」であるが、この教育方針は本当に子どもたちのためになり、学校を再生するに足るもの...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「生きる力」を目指す新教育課程(ゆとり教育)であるが、好ましいと私は思わない。「受験教育」や「詰め込み教育」からの解放を謳っているがそれは役所の偉い人が陥っていた状態でマスが感じている部分ではない。むしろ、上流階級の子どもは少子化といえどさらなる受験戦争に巻き込まれているように思われる。「ゆとり」な...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
現代の大人によくありがちな『子どもが主役』『子どもが中心』という考え方に真っ向から反論しています。
私見としては概ね賛成です。
子育てを経験していないのでえらそうなことはいえませんが、子どもにはダメなものはダメと大人が教える。
時にはしかることも必要だと思います。
子どもの頃はいたずらをするとよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「過度の受験戦争」、「詰め込み教育」、「画一教育」等の教育の暗いイメージに対し、「ゆとり教育」、「総合的学習の時間」、などの新しい学力観のもと次々と教育改革が行われていったが、それは浮き足立ったものだった。過去の暗いイメージにしてもその実状は正確なものではない。
今の日本の教育を捉え直すには改革を...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「過度の受験戦争」、「詰め込み教育」、「画一教育」等の教育の暗いイメージに対し、「ゆとり教育」、「総合的学習の時間」、などの新しい学力観のもと次々と教育改革が行われていったが、それは浮き足立ったものだった。過去の暗いイメージにしてもその実状は正確なものではない。
今の日本の教育を捉え直すには改革を導...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月16日
さまざまなデータを検証して、「ゆとり教育」が推進されてきた背後にある考え方が、もはや通用しないものになっていることを論じた本です。
戦後、子どもたちの学習時間がどのように推移してきたのかを分析して、子どもたちが過度の受験競争に苦しんでいるという「ゆとり教育」の根拠になっている事実が存在しないことを...続きを読む
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