フロイト入門

フロイト入門

ビジネス・実用
792円 (税込)

3pt

3.3

1900年に謹か数百部で刊行された『夢判断』は世紀を超えて影響を与え続けている。エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への探究。フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映しだす鏡でもある。現代に甦るフロイト像を描きだす清新な入門書。

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フロイト入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フロイトの人生を抜きにして精神分析は語れない、という言葉どおり、フロイト入門であり、精神分析入門である。
    精神分析は文脈の科学だと著者は言うが、確かにこの本は、フロイトそのひとの生い立ち、精神分析の創造過程におけるいくつかの文脈が交錯している。
    それらの文脈は、父との関係、子との関係、患者との関係に整理できるが、この整理じたい、オイディプスが孕む矛盾そのものである。
    精神分析はそもそも矛盾を孕むものなのだということが良く理解できる。
    エビデンスベースドを重視する認知行動療法と、この文脈の科学は対照的、というか、そもそも発想がまったく違うということがよくわかる。
    また、文脈の違いという点では、アドラー心理学、ユング心理学とも異なるのも納得できる。
    これは、フロイト、アドラー、ユングだけに当てはまることではなく、エリスやベック、あるいはミルトン・エリクソン、ロジャーズ、さらに、河合隼雄、北山修にも当てはまることだと思う。
    ついでにこの本にある、アドラーとフロイトとの対照表は、非常に思想の違いが明快。
    ただ、おしゃべり療法としての精神分析に、今日のカウンセリングの実際問題が包括されていると言えると思う。
    この点でも、この本からの示唆は多い。

    20年前の出版であるが、あらためて、カウンセリング、心理療法の原点を指し示す貴重な本。

    0
    2020年07月14日

    Posted by ブクログ

    1900年に出版された『夢判断』はその後の30年間に8回改版された。フロイトの過剰ともいえる思考の執念に圧倒される。いかに独立した「作品」であっても、やはり作者とのつながりに興味がいくが、とりわけ精神分析にとってその誕生や成長過程をたどることの重要性は言うをまたないだろう。精神分析は文脈の科学である、と。あなたはなぜフロイトを読むのか? なぜ私はここにレビューを書き込んでいるのか?

    0
    2011年12月23日

    Posted by ブクログ

    精神分析100年。―1900年ウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』という謹か数百部の書物が世紀を超えて大きな影響を与えつづけることを誰が予想しえただろう。エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への限りない探究。フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映しだす鏡でもあった。近年暴かれつつある新たな史実やスキャンダルの意味を検証しながら、現代に甦る新しいフロイト像を描きだす、気鋭の精神分析学者による清新な入門書。

    0
    2011年09月22日

    Posted by ブクログ

    フロイトの思想、考えや解釈の仕方についての入門書かと思っていたのだが、本当に「フロイトの入門書」だったなあ。フロイトがどう生き、どの過程で思想を導きだしたか。あの論文の背景にフロイトのどんな経験があったのか。
    読む前の予想とは違ったけど、なかなかこれはこれで学べるものはあります。著者も作中で言っていることだが思想をしっかり理解し、どの考えが自分は受け入れられて何が受け入れられないのかを知るためには、フロイトの人生を知っておくことは大切だろうなあと思う。面白い本ではあった。

    でも、あくまでフロイトの伝記に近いもので、精神分析のなんたるかは大して扱われていないですね。多少なりとも知識がある人向け、フロイトの思想を全く知らないという人には先に別の精神分析の書籍を先に読むことをお勧めします

    0
    2010年11月20日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    精神分析100年。
    ―1900年ウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』という謹か数百部の書物が世紀を超えて大きな影響を与えつづけることを誰が予想しえただろう。
    エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への限りない探究。
    フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩られた彼の生涯と思索の軌跡を映しだす鏡でもあった。
    近年暴かれつつある新たな史実やスキャンダルの意味を検証しながら、現代に甦る新しいフロイト像を描きだす、気鋭の精神分析学者による清新な入門書。

    [ 目次 ]
    第1章 ユダヤ人としてのフロイト
    第2章 科学者としての人生
    第3章 催眠という謎
    第4章 患者から学ぶ
    第5章 夢の分析
    第6章 オイディプスの運命

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

    フロイトの生涯について書かれてる。フロイトがユダヤ人だってことを初めて知った。大学まで優秀な成績だったのに、卒業資格を何年もとれなかったって理不尽だなぁと思った。図が多いとこがいいかな。哲学っていうよりフロイトって医学に近いと、これを読んで改めて思った。

    0
    2009年10月04日

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