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Posted by ブクログ 2020年07月14日
フロイトの人生を抜きにして精神分析は語れない、という言葉どおり、フロイト入門であり、精神分析入門である。
精神分析は文脈の科学だと著者は言うが、確かにこの本は、フロイトそのひとの生い立ち、精神分析の創造過程におけるいくつかの文脈が交錯している。
それらの文脈は、父との関係、子との関係、患者との関係に...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年09月22日
フロイトが思想を形成してゆく過程を分かりやすく解説している入門書。
まず、ユダヤ人の家系に生まれたというフロイト個人の事情が、精神分析学という彼の創始した学問そのものと深い関係を持っていることが説明されている。次に、若きフロイトが学んだ、ヘルムホルツとフェヒナーの精神物理学、シャルコーやベルネーム...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月23日
1900年に出版された『夢判断』はその後の30年間に8回改版された。フロイトの過剰ともいえる思考の執念に圧倒される。いかに独立した「作品」であっても、やはり作者とのつながりに興味がいくが、とりわけ精神分析にとってその誕生や成長過程をたどることの重要性は言うをまたないだろう。精神分析は文脈の科学である...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月22日
精神分析100年。―1900年ウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』という謹か数百部の書物が世紀を超えて大きな影響を与えつづけることを誰が予想しえただろう。エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への限りない探究。フロイトが開花させた精神分析は、複雑な家族構成や葛藤に彩ら...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年11月20日
フロイトの思想、考えや解釈の仕方についての入門書かと思っていたのだが、本当に「フロイトの入門書」だったなあ。フロイトがどう生き、どの過程で思想を導きだしたか。あの論文の背景にフロイトのどんな経験があったのか。
読む前の予想とは違ったけど、なかなかこれはこれで学べるものはあります。著者も作中で言ってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月30日
[ 内容 ]
精神分析100年。
―1900年ウィーンの小さな出版社から刊行された『夢判断』という謹か数百部の書物が世紀を超えて大きな影響を与えつづけることを誰が予想しえただろう。
エディプス・コンプレックスの発見と夢の分析を通した無意識世界への限りない探究。
フロイトが開花させた精神分析は、複雑な...続きを読む
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