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Posted by ブクログ
凌辱され殺された最愛の妹・瑞麗の仇を討ち、その魂を集める為、次々と仇敵を撃破していく濤羅。しかし彼のは夏電磁発頸・紫電掌は確実にその命を縮めていた。残る敵は、かつての兄弟子であり、瑞麗の許婚でもあった劉豪軍。幻の桃園で認め難い真実を暴かれた時――二人の刃が激突する。虚淵玄の名作サイバーパンク武侠片・完結編。
バトル描写がやっぱり重厚でかっこいー。溜息ついてしまう。鎧武も虚淵でノベライズされればいいのにと思ってしまうw
それはおいといて読んでいる内に段々ゲームのことも思い出してきて、ああこんなシーンあったな、そうそうこんなので…と。でも最後まではっきり思い出すことは出来なかった、けど、最後のシーンを読み始めた頃から「うーわそういうことか…!」と予想出来てしまって、前に書いた通り瑞麗の掌の上…に近い、と思った。つらいなあ。まあ、わたし近親相姦は地雷中の地雷なんだけど。
でもこのラスト、瑞麗の中で完結した瑞麗と濤羅ってちょっと春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の「世界の終わり」っぽいな、って思った。世界の~を読んだのは鬼哭街プレイした翌年だったけど、その頃は繋がらなかったな… 後味が悪いわけじゃないけど、誰が悪いとも言えない、あえて言うなら濤羅が悪いんだけど、どこか釈然としないけど瑞麗と(瑞麗の中の)濤羅が幸せならいいか…と思ってしまう物語の力、のようなものは後の作品である沙耶の唄にも確実に通じるなあ。と思います。沙耶をノベライズして欲しいんだけどな。男性向けゲーで男性が書いた作品では一番好きなのです。……ふと思ったけど濤羅はかっこいい雁夜おじさん、みたいなところがあるような気がする。大分遠いか。
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