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Posted by ブクログ 2024年02月07日
初めての大石静作品。とても読みやすかった。
中堅出版社の専務・るいと金融庁キャリアの行のドロドロ劇と資産家の娘で妻の万理江の復讐がすごい。
セカンドバージン、なるほどね。
「ファーストバージンを失うのは誰にでも普通に訪れることよ。でもセカンドバージンに陥った女が、そこを突破するのは簡単じゃないの。...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月25日
愛情と憎悪。表裏一体として、よく小説に登場する。この本もそうだ。
そこに没入と諦観が交錯し、男と女の関係を浮き彫りにする。
とにかく、登場人物の性格は極端だ。でも、誰にでもどこかしらで持っているものだろう。そこを際立てて表現しているので、印象深い。
基本的に女性目線だ。男の私には理解できない点...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年01月16日
ドラマと同時進行で読んでいます。
演出で省かれていた、行間が描かれています。
物語がとかではなく、ドラマが好きなので活字で読みたくなったため購入しました。るいの台詞の中で「17歳も年下の都合のいい女になるなんて私のプライドが許さない」というのが一番好きです。この発言があるからこそ、それからの彼女の生...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月25日
万理江は私が最も苦手とする自己中心的でどこまでも嫌な女ですが、この小説には無くてはならない存在になっています。
彼女の存在がある事でこの小説が面白くなっていると思いました。
ただ、るいと行の関係については何となく浅い、物足りない感じが残ります。
17歳も年齢差がある男女で、家族や仕事を犠...続きを読む
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