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哲学は工夫しだいで思考のスキルアップに直結する。分析哲学、科学哲学、懐疑主義、論理学、倫理学などの思考ツールを使いこなす術を完全伝授! もっともらしい屁理屈や権威にだまされず、筋道を立てて考え抜くコツが身につく。すぐにも応用可能なノウハウを習得しながら、哲学的思考の真髄も味わえる知の道具箱。
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Posted by ブクログ
伊勢田氏らしい本。真面目だなあ、というのが最初の印象。とりあえず含蓄がありそう(で実は何も言っていない)なことを言っておけば哲学になると思っている人は、おそらくこの本をあまりよく思わないだろう。このような考え方がもっと普及すればよりよい世の中になるのではないか。
正しい前提を正しい論理で組み合わせれば、確かに正しい結論が導ける。しかし絶対確実な前提なんてないし、正しい演繹的操作は情報量を増やさない。だから絶対確実な結論を求めるのであれば、どれだけ論理的であっても、むしろその厳密さゆえに、目の前の問題に対して役立つような結論は出せるはずがない。 もしも何か役...続きを読む立つ結論を出したいのならば、いくらか不確実なことも正しいとみなさないといけない。その際に、何をどんな理由で正しいと見なすことにしたのかということに自覚的であるべき。でないとコミュニケーションが成立しなくなる。
クリティカルシンキングを理解するための書籍。哲学という名前があり、とっつきにくいかと思ったが、事例が多く分かりやすい内容であった。また、ロジカルシンキングにも役立つことも書かれており、論理的に考えるのが苦手で左脳を鍛えたい方には読んでもらいたい。
ふとした興味から手に取った一冊。 読み進めてみると、現在執筆中の卒業論文を書く上で有用な情報が散りばめられており、一冊で二度美味しい本だった。 アカデミックな筆者が書いた本なだけあって、明確な言葉遣いでクリティカルシンキングについての全体像を解説してくれていた。
クリティカルシンキングについて学べる本。 世の中にクリティカルシンキングの技法を説く本は数多くあれど,その原理や基本について述べている本は多くない。 しかも,聞く側の態度だけでなく,伝える側の態度にも言及している。 クリティカルシンキングについて学ぶならまずこの本を読んでみるといいだろう。 本の最...続きを読む後に「結局、何がどうだったのか」という要約を入れてくれていることもとてもありがたい。
論理学や哲学、倫理、科学からの観点でクリティカルシンキングを学べる本。しかし、筆者が述べているように、本書はあくまでも入門的位置付けのため、本書のみでクリティカルシンキングを体得するのは心許ない。だから、本当に理解し身に付けるためには、巻末の参考文献を基に興味を持った分野を深掘りする必要がありそうだ...続きを読む。
クリティカルシンキングを網羅した本。デカルトの懐疑の部分で、「確実」というカテゴリーを設けたら、より実りが多かったという話し、価値判断のあたりは新鮮だった。
正しい議論や適切は判断とはどのようなものかを哲学分野のトピックを土台に解説する議論についての入門書。 時々、何が言いたいのかわからない箇所も見られたが、全体として実践までを視野に入れて丁寧に書かれた良書だった。 前半は適切な議論の構造についての説明から始まり、その議論の妥当性を認めうる判断軸を分析哲...続きを読む学と科学哲学の分野からいくつも紹介している。 後半は価値観の相違によって議論が停滞する事態をどのように乗り越えるかを紹介するエキサイティングで、非常に有用な内容だった。 議論が白熱して核心に迫ったところでお互いの価値観が食い違いが発覚し、それ以降は建設的な議論が難しくなるケースというのは本当に良くある。そういった場合は価値相対主義を言い訳に議論を諦めていたが、本書ではそこの乗り越え方を具体的な形で提供してくれている。
新書ではありますが、完成までに一年以上かかったという力作。クリティカルシンギングの手法を軸に、論点整理や議論のすり合わせ等を哲学的概念へリンクさせながら展開してゆく。面白い内容でした。
わけあって再読。というか、何度目か覚えていない。 何度読んでも、そのたびあらたな発見がある。そういう本を「名著」というなら、本書は紛うことなき名著だ。 この論理性、この知性の切れ味、ただただ、感嘆してしまう。
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