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Posted by ブクログ 2017年01月17日
個人的にこれまでアナーキズムを深く考えたことがどれほどあっただろうか。アナーキストなど何を考えているか得体の知れない完全なる他者だと確信していた。それは無意識のうちに信念として存在するほどに。その思想は社会を国を共同体を破壊して何を達したいのかと疑問に思うだけで、こちらから知ろうともしなければ、あち...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月25日
宮崎哲弥『新書365冊』(朝日新書)と松岡正剛「千夜千冊」の紹介をきっかけに読んでみた。本書が素晴らしいのは、読書ノートと索引が充実してるところだ。新書本であるのにもかかわらず、各章ごとに、関連する書籍を多数案内してくれたり、本書で登場した用語と人物名のページをくまなく載せたりと、著者の誠実ぶりに...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
大正ロマン香る革命家の伝説。
破滅と頽廃に縁どられたテロリスト列伝。
祝祭としての群集蜂起。
生命流の爆発。
相互扶助と自由連合のユートピア。
唯一者を生きる矜持。
戦士たちの共同体。
あまりの純粋さと単純さゆえに、多くの若者たちを魅了してきた思想史上の異色、アナーキズム。
そこにかい...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年11月30日
近代・現代日本のアナーキズムに関する諸思想を案内している入門書です。
まず取り上げられているのはアナーキスト大杉栄です。頼むべきは自分一人だと考える大杉は、個人の自由を最大限に尊重する気質をもっていたと著者は指摘しています。そうした大杉にしてはじめて、アナーキズムを人びとに「啓蒙」するというジレン...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月07日
社会を拒絶するインテリパンクスを魅了してやまない思想。
あらゆる権力を否定し、何ものにも抑圧されない究極の自由主義思想。
アナーキズムの入門書。
日本のアナーキズム思想の流れがよくわかる一冊。
大杉栄の生き様に魅了されて仕方が無い。
「この個人的思索を欲しない輩は、いわゆる衆愚である、永遠の奴隷...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月27日
著者自身が述べている様に(P287)筑摩書房「現代日本思想体系」を底本としている。彼の本は60年代発行であり、本書はその後の思想史をカバーし、かつ「道具としての思想」を意識している。
日本のアナーキズム思想における重要書として10冊をあげている。
結局のところアナーキズムにとって最大の難問は「権力...続きを読む
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