電子書籍の真実

電子書籍の真実

628円 (税込)

3pt

4.2

アップルの「アイパッド(iPad)」が発売されて以来、テレビや新聞、雑誌で「電子書籍」という文字を見ない日がありません。出版物・出版市場が大きく変化することになり、紙の出版物は今や文章や写真を世に送り出す独占的な媒体ではなくなっているのです。出版界は何らかの変化を迫られているわけですが、それはどのような変化なのでしょうか。本書は、電子書籍による出版界の変化をできる限り整理して、将来への課題を明らかにします。
■CONTENTS
【第1章】2010年電子書籍元年/【第2章】日本の電子書籍の歴史/【第3章】電子書籍とは何か/【第4章】課題1―フォーマットおよび日本語の問題/【第5章】課題2―流通の問題/【第6章】課題3-権利の問題/【第7章】電子書籍がもたらす出版の未来
■著者
村瀬拓男(ムラセタクオ) 弁護士。1985年東京大学工学部土木工学科を卒業し、新潮社に入社。雑誌編集の後もっぱら映像や電子出版などの新規事業を担当。2006年弁護士登録し、出身会社である新潮社の法務を担当するほか、用賀法律事務所主宰として、映像、IT、出版系を中心とした企業法務を手掛ける。※著者略歴は書籍刊行時のものを表示しています。

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電子書籍の真実 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2010年09月23日

    昨今の電子書籍関連の問題点がわかりやすく整理されて論じられています。電子書籍について考える際に一読すべき本だといえると思います。
    著者は出版社で長いこと電子出版関連の業務に携わってきた(そのなかで法律知識の必要性を痛感して、結果、弁護士になられたとのこと)だけに、自身の過去の経験などをふまえた、現実...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月21日

    出版にたずさわっている人で、まだこの本を読んでいないのなら、
    即購入して、即読んでください。
    この本を基に、今後、議論を深めていきましょう。

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    Posted by ブクログ 2010年09月03日

    電子書籍がなかなか浸透しない理由が詳細に書かれています。
    この本を読むまでは、出版業界は何故、電子書籍の解禁を渋っているのかを疑問に思っていましたが、その疑問に対する答えが示されていました。
    以前のように、電子書籍の話題がたち消えにならないことを確信できた一冊でした。

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    Posted by ブクログ 2012年12月05日

    購入後、長い間積ん読してたのでけど、
    2010年の秋頃に書かれたものなので
    今とは状況が変わってしまっていて
    中身が古くなってしまっていた。

    過去の事例や基本的な確認事項の確認として
    しか使えなかったのが残念。

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    Posted by ブクログ 2012年04月04日

    電子書籍についての現状、そして今後のあり方について、弁護士の立場から見解を述べている。

    どうしても既存の出版社寄りなので、内容はやや保守的だが、黒船は既に迫ってきてる今、日本の出版社はどう対応していくのか?

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