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ブラック企業が人を使い捨てにする企業とすれば、ホワイト企業とは初期キャリアにおいて若者を成長させる企業、働きがいのある企業、さらには社会における雇用の質を向上させる企業といえるでしょう。 ホワイト企業を、たんに退職率が低い企業、働きやすい企業と考えるのは、大きな誤りなのです。(「序章」より)日本企業における雇用の質が、著しく劣化してきている。ピラミッド型組織におけるタテ型OJTは崩壊し、ローテーション人事はもはや通用しない。人を育てず使い捨てにする会社は「ブラック企業」と批判され、仕事にやりがいを見出せない若者は3年で退職してしまう……。そんななかでも、20代が辞めずに生き生きと働く企業はたしかに存在した! スターバックスジャパン、サイバーエージェント、ベネッセ――こうした企業は、いったい何が違うのか。人事・組織論の第一人者が、現代の日本企業が抱える問題点と対策を解き明かす。“ふつうに働く”ことが難しい時代に対応した人事モデルを提供する、人づくりの教科書。
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年02月10日
タイトルそのものよりも副題のほうがその内容を的確に表していて、期待以上に納得できた。
多岐、多面にわたる人材育成戦略に関する現実に根差した分析をもとに、具体的なアドバイスが成されている。
諸外国との比較による分析も、私自身が経験して感じていたことを、本書ではデータで裏付けられた解説が行われており、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月30日
2013年12月初版
高橋俊介 著
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企業がサステナブルに発展するための人事制度・採用のあり方・育成について言及した一冊。それらがうまく回っている企業を「ホワイト企業」とした上で、
「ホワイト企業になるために」
①ビジョンと人材像の実質化
②コミュニケーションを通じた人材育成
③仕事を通じた...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月13日
ホワイト企業とは、ブラック企業の対局にあるような概念ですかね。
とはいえ、”過酷な労働条件”の反対が、”楽して稼げる”ではなく”働きがいがある”という点に注意。
つまり、
・仕事はきついが、成長実感がある
・ポジティブなフィードバックもネガティブなフィードバックもある
といった、必ずしも楽ではないが...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月16日
「雇用の量」だけでなく、「雇用の質」に着目し、かつ日本の産業のサービス化に適応していくには、雇用に質である「働きやすさ」と「働きがい」が重要になる。
そして、その両方がないのが「ブラック企業」という。
対応していくためには、製造業で培ってきた人材育成スタイルでなく、テーラーメードの人材育成が必要とい...続きを読む
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