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※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金属を利用する場合の大多数を占めるのが鉄ですが、鉄鉱石から精錬しただけでは十分に利用できません。古来、鉄をさまざまな方法で鍛えて必要な強度や性質を付加してきましたが、本書は現在行われている熱処理技術をわかりやすくまとめます。
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Posted by ブクログ
熱処理には焼き入れ、焼き戻し、焼きなし、焼きならしと言う4つの方法に代表される組織全体を制御する一般的な熱処理。それと表面だけを制御する表面熱処理がある。表面だけ硬さが必要な場合、窒化及び軟窒化により表面強化を行う。熱処理は赤づく温度(700度)と黒づく温度(550度)のコントロールにより、鋼の変態...続きを読むを齎す。例えば、一気に冷やすと硬くなる。この作業を焼き入れと呼ぶ。 高温での鋼の組織はオーステナイトと呼ばれ、温度が下がると、フェライトやパーライト、セメンタイト、マルテンサイトなどと呼ばれる結晶構造が出現する。 刀鍛冶、を思い出すが、理屈を知らずとも、技術を使いこなしていた職人というのは素晴らしい。前述の方法はつまり、熱の入れ方と冷やし方の違いにより、鋼に特性を付与するような技術だ。 現在、日本の熱処理業界は、焼き入れ焼き戻し処理や浸炭焼き入れ焼き戻し処理が半分以上であり、用途は一般機械と輸送機械の機械部品、自動車部品で約8割を占めるそうだ。 技術は理屈を読み取られる事で更に発展し、現代に生き続けている。マニアックな領域の専門書にも見えるが、重要な事である。
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田中和明
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