これから誰に売れば儲かるのか 成長戦略の正しい考え方

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ビジネス・実用
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    Posted by ブクログ

    201402/
    これから10年とか20年とかで、確実に急成長する消費市場があります。「高齢女性の消費市場」です。/
    日本全体では人口が急激に減る、これから20年間で、逆にどんどん人口が増えるのは、80歳以上の高齢者-しかも80歳以上の”高齢女性”です。もちろん、高齢男性も増えるのですが、ここでは増加率よりも増加人数が大切です。日本経済全体での消費市場の牽引役を探しているからです。/
    高齢者は消費にかなり積極的で、そのいちばんの理由は負債残高が少ないことでした。それでも、高齢者は消費にあまりおカネを使っていないと思い込んでいる人がたくさんいます。明らかにまちがっているのですが、ついまちがってしまう理由はなんでしょうか。ひとつには、しっかりデータで確認していないからです。(中略)もうひとつの理由は、趣味や娯楽の種類がかぎられやすいことにあると、筆者は想像します。/
    高齢女性の消費は、非正規雇用で働く若い女性の賃金を高めるような消費増加につながりやすいと考えます。若い女性はサービス業で働いていることが多く、高齢女性はサービスの消費を増やしやすいからです。/
    2012年から20年後を考えると、いまの50~54歳の学歴-短大・高専以上が45%、大学卒以上が14%-が、20年後の70~74歳の学歴になります。この20年のあいだで、どちらの学歴比率も4倍超の上昇が置きます。10年間で2倍超のペースでの変化が20年間続くということです。/
    日本の高齢女性は、ものすごいスピードで高学歴化します。そして、女性の高学歴化が、幅広いスポーツや、幅広い趣味・娯楽などの消費行動を大幅に増やす効果を考えると、”高齢女性の消費力”は急ピッチで高まると予想されます。/

    高齢女性の消費にこそ期待すべき理由/
    1.日本では高齢女性の人口が増える(他方で、日本全体の人口は減る)
    2.高齢者は女性のほうが多く、55歳ぐらいを境に女性比率はどんどん高まる
    3.海外の先進国でも発展途上国でも、高齢化は進む(先進国のほうが先に高齢化)
    4.高齢女性は急速に高学歴化し、多趣味になって、消費が伸びやすくなる
    5.年金生活者は時間に余裕があり、ひとつの趣味の消費量を中年より増やしやすい
    6.女性のほうが、友人とネットワークを広げながら消費をおこなうのが上手
    7.高齢者は大きな負債残高を抱える人が少ないため、消費性向を高くしやすい
    8.家計貯蓄残高の大部分は高齢者が保有しており、使わずに死亡することも多い
    9.高齢者の消費市場が急速に拡大すれば、高齢女性の雇用も増えやすい
    10.高齢所勤労者世帯は、もともと平均消費性向がかなり濃い
    11.イノベーションの浸透がゆっくりになりやすい/

    0
    2014年03月01日

    Posted by ブクログ

    具体的なデータが肝の本。これは中々切り抜きがむずかしいな。。

    ・これから10年とか20年とかで、確実に急成長する消費市場があります。「高齢女性の消費市場」です。

    ・液晶・プラズマディスプレイなどの「薄型テレビ」こそが、最近でもっとも成功した成長戦略の実例です。これをいろいろな人に話してみたところ、たいていの人がそうとは意識していなかったのですが、いくつかのデータを見せるとすぐに納得してくれました。
    (その急速な拡大こそが、赤字転落の原因の一つ)

    ・もっと速く普及してもおかしくなかったと、筆者が感じた家電製品があります。「温水洗浄便座」と「食器洗い機」です。その理由は、使ったことがある人のおおくにはいうまでもないことでしょう。
    とりわけ、温水洗浄便座の評判は高く、日本が世界に誇る家電製品のひとつです。1980年に登場して普及が始まり、30年が経過した2010年3月に、やっと普及率が70%を超えました。13年3月調査でも、74.0%しかありません。ゆっくりと、しかし着実に普及してきました。

    0
    2014年05月18日

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