ゆっくり走れば健康になる

梅方久仁子

本書の担当編集は、運動会の徒競走はすべてビリ、持久走大会でも常にビリという伝説的な運動音痴です。本書のために泣く泣く1回30分以上、週3回以上を目安に超スロージョギングを始めました。
走る前は「こどもの頃から運動音痴の私に続けられるわけがない」と思っていましたが、4カ月が経過した今も続いています。それもいやいやながらではありません。
満開の桜、芽吹く新緑、棚からこぼれ落ちんばかりの藤の花、川のせせらぐ音……。季節の風景や風の音を味わい楽しみながらです。
本書を担当しなければ、運動音痴の私は一生走る喜びを知らなかったでしょう。
「運動なんてできない」と思い込んでいるあなたも、本書を読めば、きっと楽しく走り続けられると思います。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 暮らし・健康・美容 / 健康・医療
• 出版社: KADOKAWA
• 掲載誌・レーベル: 中経出版
• 電子版発売日: 2014年06月10日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 2MB

[ブクログ · ★★★★☆]

運動が苦しいのは運動の強さが体力に合っていないだけ。
普通の人にとってウォーキングでは運動強度が軽過ぎる。
超スロージョギングは有酸素運動であり、健康維持やダイエットに効果的。
かつ、体力はアップする。
体力向上は疲労と回復の繰り返しによりおこる。
少なくとも2、3日毎に運動をした方がよく、週3回以上を目安にする。

超スロージョギングでは小刻みにリズムに乗って走る。
鼻歌や隣の人と話しながら走れるくらいの心拍数を目安にする。
また、足腰に違和感が出たら休む。

継続のコツ
1.苦しいことをしない
2.無理せず生活の中に組み込む
3.トレーニング記録をつける
4.仲間を作る
5.目標を持つ
6.成果が見えるようにする
7.続かなかったら、再び始める

非常に読み易く、もっと気楽に走ろうと思える本。