もののけ物語

もののけ物語

572円 (税込)

2pt

招き猫、古い人形たち、銅鏡。見初め魅入られ、なぜか頼られ……。気づけば妖しいモノにかこまれる加門七海のにぎやかな日常。驚異と笑いに満ちたエッセイ集。

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もののけ物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年04月12日

    不思議な雰囲気のエッセイでした。
    私自身はこういった「見えないモノ」を見たことはないのですが、こういう不思議な事が本当にあるなら素敵だなあ、とうっとりしながら読みました。

    けど、物が持ち主を選ぶ、人を呼ぶというのはちょっと共感。
    私の場合、道具ではなく本ですが、正に「出会った」「呼ばれた」と言える...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年01月29日

    加門さんのこの手のエッセイは大好きで必ず読んでいるが、文句なしで面白かった!

    怖いのは嫌だけど、非日常に触れることができるのはうらやましかったりもする。
    心霊スポットはできるだけ避けたいし、曰くつきのものからもできるだけ縁遠いといいなと思うけど、こういう話を読むのは好きだ。
    うん、楽しい時間だった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    視える人には視える。
    物に取り憑いたもの、部屋にいるもの。
    そんな見えない「もの」との日々を赤裸々に綴った驚異と笑いのエッセイ。
    中でも面白いのが「怪談徒然日記」。ンな事起こるかよ……と思いながらもつい後ろを振り向きたくなったのはここだけの話である。

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    Posted by ブクログ 2022年07月29日

    すでに何度か読んでいるけど、やっぱり好きな本。
    もののけの物語・・・人形やお酒器など人以外の物で起こる不思議な話。表紙の招き猫さんも作中で加門さんに修復をお願いした猫さん。
    怪談徒然日記・・・加門さんの日常で起こる不思議というか怖い話。でも加門さんが書くと怖さ半減(笑)。だって、座布団に現れた男の首...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月21日

    霊感強し作家、加門七海さんの不可思議体験を集めた物語。
    加門さんの講演を一度聞いたことがありますが、なんというか、『この人は絶対視える人だな』と感じる人でした。
    不思議系の話かほとんどなので、怖くはありません。
    ただ、作中に挟んである「怪談徒然日記」は日々の(!)リアルな霊体験が綴られているのでわり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月10日

    書き方を変えればたいそう恐ろしい怪談集になるところを、日常の一コマとしてむしろ楽しげに書いている加門さん。怪談徒然日記なんて霊的なものに対し、虫か小動物のような扱いをしてる気がする。怖い…。

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    Posted by ブクログ 2014年03月13日

     まず表紙の双眸に引き込まれる。可愛らしいとか愛嬌があるという形容詞ではなく、井戸底を覗き込むような酩酊感がある。つまり「怖いもの見たさ」。
     中を読むと案の定だったが。
     著者のエッセイは、オカルティズム溢れる事象が詰まっているが、軽いタッチですんなり読むことが出来るので嬉しい。だが、表現を冷静に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月06日

    全てではないけれど、古いものって持ち主を選んだり主張したりするんですねぇ。
    私は骨董やアンティークに興味はないんですが、もし何かの流れで手にすることがあったら気をつけようと思いました(良いものばかりじゃないから)。

    第2章の『怪談徒然日記』では、「幽霊が見えている人の日常ってこんな感じなんだー」と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月29日

    怪談エッセイ。
    大江戸魔方陣とか東京魔方陣とかおもしろかったなぁと、懐かしく思って久々にこの方の本を手に取り。
    なかなかすごい人生を送られているなぁと…。
    垣間見てみたい気はします。
    いつもああいう状態に置かれるのは…、うーん、慣れたらいける気はしなくもないかも。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2019年10月23日

    作者の加門七海さんがあとがきで、「この本は日記のようなもの」と書かれているが、視える人の日常は、本当に凄いと思いました。おどろおどろしい話ではなく、不可思議な話が中心に収録されているので、怖いものが苦手な人でも全然読める本ではないかと。

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