モナドロジー 形而上学叙説

モナドロジー 形而上学叙説

全哲学史を通じて最大の博学博識の思想家といわれるライプニッツ。その思想は、多元的、発散的、流動的なものの中に、すなわち多様そのものの中に、「調和」をもとめるものだった。

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モナドロジー 形而上学叙説 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2017年10月26日

    あらゆる可能世界の中から、神様が最善のものを選び取ってそれがナウみたいな感じですか。「懲罰と贖罪によってその悪意を正し悪を十二分に償う結果、ついには悪がまったく起こらなかったとするよりも過程全体においてはかえって多くの完全性が見いだされる場合には、神は悪を許すというべき」という文があって、少し救われ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月08日

    予定調和(心身問題)
    【魂は自らの法則に従い、身体もまた自らの法則に従う。それでも両者が一致するのは、あらゆる実体のあいだに存する予定調和のためである。なぜなら、どの実体も同じ一つの宇宙の表現なのであるから。(ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646-1716))】


     「七八―――こ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月16日

    ライプニッツ モナドロジー

    モナドの定義に始まり、神と人間の関係を論じた形而上学の本

    宇宙やら神話やら、話が大きすぎてわからないので、ライプニッツは カトリックとプロテスタントの対立を調和するために、この本を書いたと仮定して読んだ。

    モナドの意味は、神が 人間や世界に与える力〜森羅万象や自然の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年11月01日

     私たちはいま、ライプニッツのモナドロジー的な世界観に生きている。ヨーロッパ・ロシアは多極世界を構築しようとしているが、その根底にはモナドロジーの思想が蠢いているように思う。僕の仮説が正しければ、EUというブロック経済圏の一形態も元はといえばモナドロジー的世界観の体現を目的としたものであったはずであ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    予定調和がでてくる所はなんかインチキくさいと思うが、デカルトとはちがった世界観が構成できるのだと思える。「気のコスモロジー」にも通じるものがあるかも。

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