自分なくしの旅

自分なくしの旅

627円 (税込)

3pt

美大を目指し、京都から上京した浪人生の乾純。美術予備校へと通う純の前に“東てる美”に似た美奈が現れた。即、恋に落ちた純は童貞を捨てて、覚えたてのセックスにのめり込んでいく。だが受験を前にして、親の愛情は重くのしかかり、友人たちとの距離は広がり、すべてが混乱のるつぼと化していく……。自分を見失った果てには一体、何があるのか。

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自分なくしの旅 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年04月12日

    軽く楽しく読めました。どこまでfictionなのでしょうね。
    女性とは無縁の青春時代だった自分と比較すると、そんな人もたくさんいるのだろうなとあこがれるところがあります。

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    Posted by ブクログ 2013年11月29日

    自伝的な青春小説てのは多くの人が書いており、自分としては割と好んで読むけれども、どれも結構似たような内容だったりする。本作もその意味では似たような内容ではあるけれど、さすがにそこはみうらじゅんなのであり、ひと味違う雰囲気を出している、とにかく、主人公が格好悪いのだ。それは見栄っ張りであり、甘ったれで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月10日

    みうらじゅんさんの実体験を元に描いた青春小説。
    実体験を元にしているがゆえにリアルでいい。

    スラスラ読めた。

    ありきたりだけど、なんだかんだ良かった。

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    Posted by ブクログ 2022年04月10日

    2013年初版。著者の誰も気づかない面白い事象に目をつけるところ・若干マニアックなところが大好きです。年齢が、ひとつしか違いませんので作品の舞台が頷く部分が多々あります。東てる美さん似の彼女、俺たちの旅。作品が著者の実体験に近いものだと知り、さらに関心があります。私も意味もなく不必要に長い髪で、白い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月26日

    自分探し〜とか言うけど、そんなもんないよ
    自分は既にある
    それを無理矢理に旅とか出ちゃったら、それは自分なくしと言えなくもない
    それでも、何かを捨ててでも何かになりたいのに捨てたものに後ろ髪を引かれ
    何かになる為に進んでいるのに某脳が邪魔をして
    自分=意思を失くしてしまったジュンの話

    でもそうなる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月07日

    何やってんだ自分は…と後ろめたくなりながら、何者にもなれないまま時間を浪費しあせる気持ち
    覚えがありすぎる

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    Posted by ブクログ 2018年11月05日

    大好きなみうらじゅん氏の自伝的小説三部作の二作目。
    前作の高校篇「色即ぜねれいしょん」を読んでから約9年経つが、みうら氏と同年代の私には時代背景が懐かしく、浪人篇も楽しく読み終えた。とは言え、小説の出来としてはフツー(以下かも?w)
    マルチな才能を持つみうら氏だけど、青春時代はご多分に漏れず悩み自分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月16日

    私の大好きな、みうらじゅんの自伝的小説。

    タイトルの「自分なくしの旅」
    自分なくしとは?

    主人公のじゅんは美大合格を目指しながら
    フォークシンガーにも憧れており
    初めての恋人とのセックスにのめり込み
    結婚を考えたり‥と、読んでいて、
    自分ホンマに何がしたいねん?と
    関西弁でツッコミたくなります。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月26日

    みうらじゅんの世界でした。笑
    自伝的小説なのでどこまで本当なのかはわかりませんが面白かったです。
    あらすじは京都から上京し美大を目指し浪人生活を送る乾純(みうらじゅん)。美術予備校で知り合った美奈と恋に落ち、童貞を捨て、覚えたてのセックスにのめり込む間に美術の勉強も家族とも地元の友達とも距離が広がり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月14日

    みうらじゅんの自伝的な小説。
    自分がだんだんなくなっていく、というタイトルにやられて一読。内容としては本人が自作していた歌の歌詞などもしばしば登場。ただし内容としては、イマイチ。。。かなぁ。ただ年をとる度に、自分がなくなるという感覚をネーミングをすることに脱帽です。

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