かがみのもり

かがみのもり

539円 (税込)

2pt

中学の新米教師・片野厚介(かたのこうすけ)は、クラスの少年たちからとある写真を見せられる。立入禁止の神社の森に、金色(こんじき)に輝く豪華絢爛(ごうかけんらん)なお宮と、狛犬(こまいぬ)に似た狼像があるというのだ。森の探索を始めた厚介たちに、謎の男、怪しい白装束の集団、そしてとびきりの美少女が近づく。彼らの目的はいったい何なのか? 謎に迫る厚介たちは、やがて森の奥に哀しい物語を見つけ出す……。

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かがみのもり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年03月20日

    久しぶりに、ドキドキワクワク感じたミステリーでした。

    新米の中学教師、片野厚介がクラスの少年二人に見せられたとある写真を見せられた。町では出入り禁止になっている神社の森に、冒険心で入ってしまい、秘密の場所を見つけてしまった少年たちに相談を持ちかけられた厚介は、町の哀しい過去に突き当たる。

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    Posted by ブクログ 2014年12月05日

     とっても面白かった〜! 児童書だけれど、ファンタジー色が強くなくって、本当にこういうことありそうだよな、と現実味があるところが良かったです。これで、変な精霊の力、みたいなものが出てきたらイヤだったけど、そんなことはなく。

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    Posted by ブクログ 2021年07月29日

    中2男子と担任教師との掛け合いが面白い!ネットや携帯を駆使した今どきの冒険譚。媒体はYAですが、物語として普通に面白いです。先生も人間なんだなあと、読み終えて感じました。

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    Posted by ブクログ 2014年05月16日

    「日常の謎」で知られる作者ですが、
    「ねずみ石」「片耳うさぎ」など、
    少年少女を主人公にした冒険ものも書いていて。

    本作は、その系列の冒険小説。
    ただし、主人公は中学校の先生。

    この先生が、かなり珍しいキャラ設定で、
    その経歴が今回のストーリーにぴったりマッチするが、
    まだまだ「応用が利きそう」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月13日

    解説にもあるとおり、ジョブナイル感が強調されていて、その分ミステリーの要素は薄いです。地方の町、神社、山などから想像れる因習めいたものや、宗教のもつある種の不気味さもあいまって、作品全体を包む雰囲気はなかなかいいです。
    このシリーズでは最も読みやすい話かもしれません。

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    Posted by ブクログ 2013年10月03日

    隣県の中学へ赴任してきた新米国語教師、片野厚介が主人公。
    ある日彼は教え子から相談を受ける。
    立入禁止の聖域として祀られている山にこっそり入り、
    探検を試みた際に見つけてしまった豪華な金色堂。
    そこをもう一度一緒に調べてほしいのだと。

    地元の人や先任の先生方による制止などもあったが、
    結局は彼らと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月11日

    新任中学教師が教え子から神社にまつわるすごい発見を打ち明けられて・・・。裏山の聖域の噂、新興宗教、興信所、みんな怪しく思えて、どきどきしながら読み終えました。あともうちょっと盛り上がりを期待していたので、少し物足りない感があります。学校の先生がこんな先生だったら、楽しいかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2023年08月15日

    ★だったらこれは本物の神の使い?(p.222)
    大人が巻き込まれる子どもの冒険/聖域とされる山の洞窟にオオカミ像の護るお宮/廃棄されたビルにお宮のレプリカ?/かつて洞窟の宮を占拠した新興宗教団体の残党/だれが味方で敵かわからない/危険と知りつつ軽々しく動こうとする生徒たち/オオカミ像が一番重要な気が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月19日

    子供を主人公に冒険ごっこ物語の体裁を取りながら、案外とエグい話を書くことの多い作家さん。ここでは主人公は教師で、事件の方も割と軽め。子供たちの活躍は少ないが、主人公がいいキャラをしてるので買いだと思います。

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    Posted by ブクログ 2020年05月12日

    中学教師の厚介が教え子の2人にとある相談を持ち込まれ、神社の裏山に向かい、そこで様々な事件に巻き込まれていく。
    彼らが見つけた金色のお宮は、見てみたいと思った。
    こちらの作品は、小説よりも児童文学にして、挿絵を沢山挿んだほうが良いかも、と思った。

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