日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦

日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

一九七二年九月、戦後三〇年近く対立していた中国と国交が結ばれた。この国交正常化交渉は、その後も続く歴史認識、戦争賠償、台湾問題、尖閣諸島など日中関係の論点が凝縮されていた。また冷戦下、アメリカとの関係維持に腐心しながら試みられたものだった。本書は、外交記録、インタビューなどからこの過程を掘り起こし、政治のリーダーシップに着目し、政治家、官僚たちの動きを精緻に追う。現代史を探る意欲作。

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  • カテゴリ
    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦
  • タイトルID
    :
    242437
  • ページ数
    :
    262ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    最近、田中角栄のことが気になってBOOKOFFオンラインで関連書籍をまとめ買い。その中の1冊。

    日中国交正常化の年は1972年。奇しくも私が生まれた年だ。高校生の時に世界史で習った時にはなんとも思わなかったが、今は「そうなんだな」と思う。自分がこういう本にも興味を持つようになったことが感慨深い。

    中国と国交を持つということは台湾(中華民国)と断行することを意味する。戦争の賠償を放棄した台湾の蒋介石への恩義への裏切りになる中、中国での田中角栄と周恩来の駆け引き。下手な小説を読むよりずっと面白い。エピソードから田中角栄の人物像も少し知れた。

    高校3年生の時、どうしても世界史を学びたい先生がいて文転した。今学ばなければいつか後悔する、そう思った。紆余曲折あったが、今先生に習ったことが活きている。それで食っているわけでも、世の中に影響を与えているわけでもないけれどいいのだ。ただ世の中に対する理解が少し深まっただけで。

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    田中、大平が優れたリーダーシップを発揮できる状況にあったこと、周恩来、蒋経国といった乱世を生き抜いた傑出した指導者が交渉相手だったこと、様々な条件が重なり、日中国交正常化という大事業が成し遂げられた。

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    豪放な田中角栄と緻密な大平正芳という全くタイプの異なる二人の政治家が主導して成し遂げた日中国交回復。しかしリーダーの田中は「外交のことは分らん、大平君、君にまかせる。しかし責任は全部俺がかぶる」と腹をくくる(p216)。そして政と官との関係では、上が下を信頼し、下も上を信頼して、一点の目的のために仕事をする(p217)という体制があった。ソ連の脅威という時代背景はあったにせよ、中国は対日賠償請求権を放棄し、田中は(「ご迷惑発言」による混乱はあったものの)率直に戦争責任を認め、大平も中国に対する深い贖罪意識を持っていた。また田中が尖閣に言及すると、周恩来は「今、これを話すのはよくない」とその場での議論を避けたという(p168)。日本の政治や政治主導のあり方、日中の関係において、現在では考えられないような状況が50年前にはあったということ。貴重な現代史だと思う。2011年刊行。

    0
    2021年06月16日

    Posted by ブクログ

    近隣国との摩擦について、今に至った経緯を改めて顧みる為の一冊。ややもすれば即物的に判断しがちであるが、過去の(特に中国、台湾、韓国、及びアメリカとの間の)外交においての”agree to disagree”という知恵が、ここに至る日本の外交的地位を支えてきたことは厳然たる事実であり、それを否定するのであれば、それに置換しうる枠組みを実現できる政治・外交・軍事的な裏付けを以ってして否定すべきで、それ無しに感情的に反対するのは、徒らに国益を損ねることになることに、留意すべきだと、改めて感じた。昨今、外交について安易な言質が持て囃されるが、その代償を支払うのは、政治家でも外交官でも言論人でもなく、自衛官や海上保安官、警察官、そして一般の人々なのだ。

    0
    2019年10月27日

    Posted by ブクログ

    田中首相と大平外相のすばらしさがわかる。
    日中国交正常化交渉において、チャイナスクールは排除されていた。アメリカとの関係を重視した上での日中国交正常化だった。
    田中総理は訪中してからは大卒に交渉を任せて暇で漢詩を作っていた。
    周恩来は佐藤内閣から田中内閣に変わったことで、佐藤内閣のことはあなたたちのせいではないというスタンスに。

    0
    2018年05月19日

    Posted by ブクログ

    目標に向かって大きな絵を描き仕事は下に任せ自らは責任を取るリーダー(田中角栄)がいて、性格の違う補佐役(大平正芳)がそれを支え、専門家集団が細部を埋めていく。その見事な連携ぶりが物語のように語られている。政治主導ってこういうことを言うんじゃないかなと考えさせられた。

    0
    2013年03月20日

    Posted by ブクログ

    一読ではなく、何度でも読み返すべき良書だ。いままさに激しく対立する日中関係の原点を学べると同時に、田中角栄首相、大平正芳外相の政治力を通じて、政治主導とは何か、政治家とは何かについて、史実から語りかけてくる。政治不信、日中対立が激しい今こそ、ぜひとも読むべき一冊である。

    0
    2012年09月22日

    Posted by ブクログ

    非常に面白かった。日中国交正常化にいかにして田中と大平が対応したのかがわかる。そして、それを実現するのは両者のリーダーシップに強くよることが明らかにされている。読後感は非常にすっきりとしたもpのであったが、現在の政治家が非常に小さく見えた。

    0
    2011年12月28日

    Posted by ブクログ

    大変濃い内容。これらの過去を知らずに今のそれぞれの国との関係を語ることはできないと思う。このような本を題材に学校の授業をすればいいと思うのだが。

    0
    2011年09月25日

    Posted by ブクログ

    当時のダイナミックな変遷が伝わってきました。ほんの数ヶ月の間とは思えないような大事件と、それに関わる人々の才能と苦悩を垣間見た気がします。

    0
    2022年01月23日

日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦 の詳細情報

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    :
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    :
    学術・語学 / 教育
  • 出版社
    :
    中央公論新社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    中公新書
  • タイトル
    :
    日中国交正常化 田中角栄、大平正芳、官僚たちの挑戦
  • タイトルID
    :
    242437
  • ページ数
    :
    262ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年01月31日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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