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Posted by ブクログ 2018年10月16日
大衆の連帯は加速している・・・
ネットやスマホの存在で、大衆は見えない形で連帯している。選挙やデモや集会でしか反逆できなかったオルテガの時代とはずいぶんちがう。そして無自覚であれば、容易にそのような、ネットやスマホの大衆の連帯に巻き込まれてしまいかねない。くだらないネットニュースにくだらないコメント...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月06日
タイトルから受け取るイメージとは裏腹に大衆というものがいかに無責任で無知であるか、そしてその大衆が今国の中心になってしまっていることの恐ろしさを指摘した書。1930年に書かれた作品なのですが、驚くほど現代そのものだと思った。
権利や自由があらかじめ用意された世代に生まれたわれわれはそれが空気と同等...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月01日
大衆とは、みずからを、特別な理由によって、よいとも悪いとも評価しようとせず、自分が「みんなと同じ」だと感ずることに、かえっていい気持ちになる人々全部。
そのため、社会を大衆と優れた少数派に分けるのは、社会階級の区分ではなく、人間の区分であり、上層階級においても大衆が支配的であるのが、現代の特色。
ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月21日
オルテガの名は聞き及びながら今まで読んでこなかった一冊。安倍、トランプのありようをみているとまさに「文明の一切の原理に興味がない」ものが社会の主導権を握っているというオルテガの主張が今を行われているかのように感じる。そしてヨーロッパ大陸の諸国民を一丸として一大国家を建設する」という現在のEUの姿とそ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年07月22日
内田樹先生が度々引用されている御本なのでいつかは読んでみなくてはと本棚に用意してあった一冊。立憲主義の破壊に扉を開いた参院選前に読んだというのも何かのお導きなのだろう。いや、俺が求めていたのか?
国家って様々な形があって、生き物みたいにうごめいているもんなんだなぁ~と思った。立憲主義や民主主義って言...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月16日
本書の内容がはじめて発表されたのは1926年、マドリードのある新聞だ。80年以上前に書かれたものであるにもかかわらず、(あるいはそれ故に)これは現在の日本にぴたりと当てはまる分析ではないかと思ってしまう箇所が少なからずあったことに驚きの念を禁じえないとともに、ヨーロッパではじまっていたことが遅れて...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年01月17日
「俺はもう我慢ならねぇ。もう言わなくちゃ気がすまねぇんだよ!」とでもいう感情があって書かれたのかなという気がする一冊。
そういう気がするので、思想書や学術書という意味合いで書いたというよりも、社会にインパクトを与えようという意味合いで書いたのではないかという気がするので、その意味で政治的な一冊...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
大衆とは
?生まれたときから、「生」は容易で豊かであるという感覚を抱いている。
⇒根拠のない楽観主義とそのことへの確信、そしてそこからその「当たり前の状況」を実現させることに対して強い要求が生じる。
?現存の自己を肯定し、同時に自己の道徳や知性も肯定する。
⇒ゆえに、外部からの言葉に耳を傾けけず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月30日
■■レジェメ■■
1)一言でこの本を言うなら?
2)本書のキーワード 『生』『大衆的な人』『貴族的な人』
3)要約 1)時代と生き方の変化 2)大衆的な人ばかりになって大変 3)科学者は始末が悪い
4)感想 –
1)表面的
2)自分の中で反応した知識
3)自分に落とし込んで見る
...続きを読む
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