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英国貴族の館に本格的な日本茶室を造れ!? 風変わりな依頼で渡英した作庭師の真宮丈慈(まみやじょうじ)。彼を待っていたのは年下の若き伯爵と、祖父の代から館に仕える美貌の執事・ギルだった!! 「私をカフェの店員と同じに思われては困ります、サー」階級社会の伝統を体現するギルは、物腰は優雅だけど慇懃無礼!! 初めは依頼を断るはずが、逆にこの誇り高い執事を打ち負かしたいと反抗心を煽られて!?
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Posted by ブクログ
強気に見えて結構ぐるぐる考え込んでしまう丈慈。そんな丈慈がギルの態度にイライラしながらも惹かれていく過程が楽しかった。自分の仕事にプライドを持って取り組む2人を見るのも、ここまで一生懸命になれる仕事に出会えるのは幸せだな。と思えて気持ちよかったし。気持ちが通じ合えば、素直になりそうな2人の甘い生活を...続きを読むもっと見たくなる話だった。
英国執事×作庭師 茶道の家に生まれ作庭の道に進んだ主人公は、英国のとあるお屋敷に茶室を建てるべく招かれます。 そこにいたのは執事。その役割・仕事に忠実であろうとする姿は、時として慇懃無礼で。 茶道や茶室についての蘊蓄と、イギリスの執事文化をうまくからめて説明し読ませてくれるのはさすが!むちゃくち...続きを読むゃ和菓子とお抹茶がほしくなる(笑) ただ…最後におもいっきり詰め込んだ感のある恋愛シーンがもったいない…。 もうちょっと丁寧に描いてほしかった。 そして個人的にいえば主人公がすごく受け受けしかったので、いっそのこと執事を組み敷いてほしかった…(笑) お姫様だっこがあったり、お風呂にいれてもらったり、浴衣きて部屋に戻ってきたら蒲団がふた組並べて敷いてあったりと小さなモエどころもあるので楽しんでほしい一冊。
お抹茶が飲みたくなった。笑 仕事シーンに重点をおいていて、イギリスと日本の対比やキャラそれぞれのものの見方などが丁寧に書かれていたところは楽しめた。 恋愛部分はちょっと物足りないというか後半(最後の最後で)無理やり纏めてしまった感が否めない。攻めの受けに対する気持ちの変化をもうちょっと詳しく描い...続きを読むて欲しかったかなぁ。でも先生もあとがきでおっしゃっていたようにそれはギル(攻)が「私はそんなこと言いません」って止めたのかな。笑
英国貴族の館に本格的な日本茶室を作れ、という本当かどうかわからないような依頼を受けて、渡英したのは作庭師の真宮丈慈。 彼を待っていたのは、年下の若き伯爵と、祖父の代から館に仕える美貌の執事・ギルだった。 ギルは、執事としての誇りを持ち、若き伯爵によく仕えていた。 けれど、丈慈にはどうしてかそ...続きを読むれが面白くない。 挙句、「私をカフェの店員と同じに思われては困ります、サー」とギル自身に怒られてしまう始末。 丈慈に、作庭師としての誇りがあるのと同じように、ギルにも執事としての誇りがある。階級社会の伝統を体現するギルは、物腰は優雅だけれど、丈慈には慇懃無礼であった。 初めは、お貴族様の依頼だと思い、断ろうと思っていた丈慈だったが、年若の伯爵の思いもがけない情熱と、誇り高い執事を打ち負かしたい反逆心をあおられてしまい…… という話。 英国まで赴いた丈慈は、日本風の庭を作るという依頼を受けるか受けないかを決めるために来たのだが、そこでちょっとした諍いをギルとしてしまい、そのことから足をくじいてしまう。 それで帰るに帰れなくなってしまって、しばらくその屋敷に滞在することになったのだが、最初からギルに目を奪われてしまった丈慈は、ギルが党首に仕えるのがどことなく気に食わない。 けれど、当たり前のように丈慈にはギルに命令する資格などなく、しかも、ギルは「執事」であるという己の仕事にこだわりを持っている。 おおよそ、そんな自分にとっての線引きを崩してくれようとはしない。 ところが、丈慈の父親が倒れたという連絡が入り、ギルが執事としてそれに付き添うことになり、屋敷の中で「執事」として振る舞うギルではない一面を見て…… という感じの話でした。 面白かったと思います。 最初は、反発してたけど、そのうち少しずつ距離の縮まっていく二人の様子がよかった。 最初の丈慈の子供っぽくみえなくもない振る舞いはちょっといただけなかったようにも思いますが、相手の気を最初から惹きたかったのだとしたら、それはそれで仕方がないような気もするし。 そういう素直じゃないところもかわいいなー……と思います。 でもきっとそういう素直じゃなくて、ギルに向き合ったからこそ、ギルが振り向いてくれてるんだろうなー……というのもなんとなく予想ができるので、お似合いなんだなー……と。 後はこの作庭が終わった後、二人が距離の問題をどう越えていくか、だと思いますが、これはこのままハッピーエンドで終わってくれてよかったと思います!
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やんごとなき執事の条件
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鳩村衣杏
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